「年賀状いらない」とまでは思わない
この時期の恒例行事に、「年賀状を書いて送る」というのがあります。
ここ数年……いや、ここ10年ぐらい、元日に到着するタイミングで早めに送ったことがありません。
今年も、ついさっき書き終えて発送しました(苦笑)。
億劫になりがちだし、今ならメールでもSNSでも挨拶もやり取りも出来るのでしょうけど、それでも個人的には
「年賀状いらない」
とまでは思っていません。
おそらく今後もしばらくはそうでしょう。
送る相手は減少の一途
「いらない」とまでは思わないけれど、実際のところ、送る相手は減少しています。
・だんだんと疎遠になってきた人
・送ってくれなくなった人
・引っ越したみたいだけど、新住所不明の人
・Facebookでつながっているけど、住所が分からない人
・「日頃よく会っているから、まぁいいか」となった人(笑)
等々いるからです。
今後も減っていく可能性があるし、増えるよりも減る方の可能性が高いのでしょうけど、それでもなお「いらない」とはならないだろうと思っています。
「年に1回、年賀状のみ」の距離感
知人・友人の中には、
・まったく疎遠になってしまうのはちょっとなぁ…
・かといって、(遠方にいる等で)なかなか会う機会がないんだよなぁ…
・かといって、メールやSNSだと近すぎるんだよなぁ…(苦笑)
という感じの、「年に1回、年賀状のみ」でやりとりする距離感がちょうどいい人もいるからです。
実際には、上記に該当しない人(会うこともある人や、メール、SNSでつながっている人)にも年賀状を送っていますけど。
でも、その人の近況を(ちょっどだけでも)知る機会にもなるし、少なくともお互いの生存確認はできるので、不要とまでは言えないなと思うのです。
少なくとも自分の字で書いている
年賀状を送るとしても、「ただプリントアウトしたものを送るだけ」というのは味気ないし、自分がそういう年賀状をもらっても「う~ん…」と感じます。
なので、送る場合には、相手が誰かに関係なく、自分の字(手書き)で一言でも近況等を書くようにしています。
当然、テンプレのような全相手共通の言葉ではなく、一人ひとり書くことを考えて。
手書きは正直ヘタクソだけど、読めないレベルではないのでいいかな、と(笑)。
こんなことを書こうと思ったのは、年賀状を書くのに苦労している時に、Twitterのタイムラインで「年賀状いらね」的なツイートを見かけて同調しそうになったからです。
面倒だし効率的でないのは否定しないけれど、年賀状がなくなったら完全に疎遠になってしまう人がけっこう出てくるなぁと思い、「いやいや、俺は書くぞ!」と考え直したのでした。
考え方は人それぞれだけど、送ってくれる人がいるうちは、私は今後も送ろうと思っています。