10000mで東京オリンピックを目指すことにしたファラーに言いたいこと
イギリスのモハメド・ファラーが、東京オリンピックではマラソンではなく10000m走での出場を目指すとのニュースがありました。
会場が札幌になったとはいえ、暑い夏のオリンピックでのマラソンはキツイと判断したのかもしれないし、マラソンで金メダルを獲ること自体が難しいと判断したのかもしれないし、詳しい理由は分かりません。
ちょっと残念な反面、ファラーが10000mで東京オリンピックに出るならば、
国立競技場で生ファラーを見られるかもしれない
わけで、その意味ではグッジョブとも言えます(笑)。
東京オリンピック後にどうするのか、まだ分からないですが、言いたいことは
「またマラソンに帰ってこい!」
です。
東京オリンピックでマラソンに出ないのは仕方ない
世界記録更新を狙うぐらいのトップ中のトップのランナーは、東京オリンピックのマラソンには走らないかもしれないなぁと、個人的には思っていました。
日本の夏のような暑い中で好タイムは出せそうにないし、それだけでなく、自分の力を存分に発揮できるかどうかも定かではないでしょう。無理すると、その後のキャリアにも影響が及ぶかもしれません。
メダルが欲しくても、体への負荷は相当重く、リスクが高いです。
「キャリアの集大成」と位置付けている選手以外は、やっぱり躊躇するんじゃないかと思うのです。
東京オリンピックで走るよりも、その約2か月後にあるベルリンマラソンで記録に挑戦する選手も多いだろうな、と個人的には思っています。
まだマラソンでやり尽くしてないはず
マラソン転向後にロンドンマラソンやシカゴマラソンに参加して、ベストタイムは2:05:11だったかと。
エリウド・キプチョゲやケネニサ・ベケレの2時間1分台には程遠い記録ですが、個人的にはまだまだこれからだと思っていました。
マラソンに本格転向して間もないし、年齢的にもまだ35歳。
まだ記録は伸ばせると思っています。
ベケレだって、37歳で2時間1分台をたたき出したわけだし。
2時間3分を切るとなると、レース時のカラダのコンディションと天候の方のコンディションが両方万全じゃないと難しいのでしょうけど、ファラーならいけるんじゃないかなぁと思っていました。
まだ限界を見せていないと思っています。
キプチョゲvsベケレvsファラーが見たい!
早くても2021年になるでしょうし、実現しないかもしれないですが(苦笑)、
エリウド・キプチョゲ vs ケネニサ・ベケレ vs モハメド・ファラー
のマラソン勝負が見たいです。
「10000m→マラソン」の転向者で、しかも大物中の大物の勝負。
面白くないわけがない(笑)。
2021年のベルリンマラソンあたりで実現するといいなと思っています。
同時に、この3人を凌駕するような猛者が現れると最高です。
ファラーよ、またマラソンに戻ってこい!戻ってくるんだ~!