YouTubeはイメージトレーニング素材の宝庫
どんなスポーツでもそうですが、自分がやる時は事前にイメージトレーニングをしています。
「しています」というか、子供の頃から自然とそうしていました。
サッカーでFWや中盤をやっていた頃はプラティニやマラドーナ、DFをやっていた頃はカール・ハインツ・フェルスターやアアントニオ・カブリー二のプレーをビデオで見てイメージしていました(フェルスター、懐かしい…)。
GKの時はジャンルカ・パリュウカやペーター・シュマイケルのハイライト映像を試合前日などに見ていました。
で、今はスポーツを「やる側」としてマラソンのレースに参加することが多いのですが、その時もイメージトレーニングが欠かせません。
自分がいい感じでフィニッシュするシーンをイメージをしておかないと、スタートからゴールまで苦行なので…(苦笑)。
サッカーの場合もそうでしたが、マラソンの場合でも突き抜けた選手(世界トップレベルの選手)の映像がいいなと思い、そうしています。
キプチョゲの2時間切り映像がよかった
ついこないだエリウド・キプチョゲがやった2時間切りラン、「INEOS 1:59 Challenge」の映像が気に入りました。
YouTubeで見たのですが、多くのランナーがペースランナーとして代わる代わる出てきて(日本からは村山紘太選手が参加していた)、キプチョゲだけでなく全員が一定のペースで走り続けるという感じで、レースのような順位変動や駆け引きがないものの、淡々と、でも集中して走っている映像が、自分にはとてもいいなぁと感じるのです。
自分がレースで走る時も、安定したペースで走ることを心掛けているし、誰かに勝とうとか、ましてや1位になろうなんて思っていないので(笑)。
最後にキプチョゲがフィニッシュして、ペースランナーとして参加していたランナーに肩車されたり祝福されているシーンも、見ていて心地よく、モチベーションが上がります。
(自分がそんなふうにしてもらうことはないとは分かっているけど…(^^))
突き抜けた選手の方がイメージトレーニングにいい
同じ時期に箱根駅伝の予選会を見たのですが、こちらの方はイメージトレーニングにするには厳しかったです。
というのも、みんな必死で、苦しそうで…。
自分のレースの時は、そんなに苦しみたくないので(苦笑)。
いや、毎回自分は苦しんでいるし(笑)、今度走る時も苦しむだろうとは想定しています。
でも、苦しむだろうと思うレース前に苦しんでいる選手を見てイメージするのはイヤだなぁというのがあり。
それよりも、調子よく安定して走っている選手の方が良いイメージになるんじゃないかと。
特にキプチョゲはフォームも素晴らしくて、理想的な走りをしているので。
頑張ってもあんなにきれいなフォームで42kmは走れなさそうですが…(苦笑)。
モチベーションアップにもイメージトレーニングにもYouTube
で、思ったのは、YouTubeは見る目的がいろいろでしょうけど、モチベーションを高めたり、イメージトレーニングをしやすくするのにも適しているなぁということです。
オールブラックスやフランク・メドラノのワークアウト映像を見れば、すぐに筋トレしたくなるし(笑)、
アイアンマン世界選手権の映像を見ると、外に出て走りたくなるし(笑)、
キプチョゲの走りを見れば、自分も速く走れそうな気分になるし(笑)、
パーネル・ウィテカーのハイライト映像を見れば、自分もパンチをヒョイヒョイかわせそうな気分になるし(笑)。
「選手名 + Highlight」や「選手名 + Workout」で検索すればヒットするので、運動不足で気合いを注入したい人におすすめです。