クラブワールドカップ、これでいいのか?2021年から4年に一度開催・24チーム参加へ
ラグビーワールドカップの後はサッカーのクラブワールドカップ。
と思っていたのですが、こんなニュースが。
2021年クラブW杯は中国・上海での開催が内定! 24チーム参加の新方式で大陸別出場枠はどうなる?
個人的には「なんだかなぁ…」という印象です。
2021年からこんなふうに変わるらしい
今年のクラブワールドカップには何の影響もないのでいいのですが、2021年からは以下のように変わるようです。
・毎年開催 → 4年に一度開催
・7チーム参加 → 24チーム参加
・各大陸・地域チャンピオンが参加 → 現在、出場枠調整中
FIFA会長のジャンニ・インファンティノさんのゴリ押しだそうで。
初回大会を中国・上海で行うのは、スポンサーへの配慮のようです。
そこはビジネス的なこともあるので理解できなくないですが、クラブまで「ワールドカップ」と同じようにしてしまうというのがどうも…
「ワールドカップは4年に一度でも、クラブの方は毎年あるからいい」という部分もあったので。
大会規模を大きくして、4年に一度の開催で注目度も高めて、っていうことなのでしょう。
商業的なメリットが大きいからこそなのでしょうけど、それ以外のメリットが見い出せないでいます(苦笑)。
商業面以外のメリットはある?
そもそも、「欧州と南米のチャンピオンのどっちが強いんだ?」というところから、「勝った方が世界一」ということで「ヨーロッパ・サウスアメリカカップ(トヨタカップ)」が始まったかと。
「第三国での一発勝負」というのも、仮に開催国が日本でなかったとしても良かったと思っています。
(日本だったので、毎年見に行けてとても良かった♪)
で、他の大陸・地域チャンピオンに門戸を広げて「クラブワールドカップ」とすることになったのも、一応納得しているし、毎年楽しんでいます。
欧州チャンピオンが登場する準決勝以降だけ(笑)。
でも、どこまで規模を大きくしても、これだけは言えそうです。
結局、優勝するのは欧州か南米のチャンピオンだよね。
そこはワールドカップと同じだよね。
未知の超強いチームが参戦するようなことがあれば、規模を大きくするのも面白そうですが、13~14年やってきて、ビッグアップセットがあったことって一度もないんですよね。しかも、欧州チャンピオンが準決勝で負けたことは一度もありません。一度も、です…。
そういう大波乱が全くないということは、それだけ実力差がハッキリしているんだと思います。
「4年に一度開催・24チーム参加」になったとしても、準決勝に残るのは
欧州3~4チーム
南米0~1チーム
の4チームだろうなと予想しています。
なので、やっぱり準決勝以降にしか興味は持てないだろうなと思っています。
「4年に一度」にするのなら、直近4年のチャンピオンズリーグ優勝国同士で争う「UEFAチャンピオンズ・チャンピオンズリーグ」の方がいいのでは(笑)。
とにかく、「毎年」が「4年に一度」になるのが残念なのです(泣)。
唯一「いいね!」と思うこと
まだ始まってもいない大会にブーブーばっかり言ってもアレなので(笑)、いいなと思ったことを一つ挙げます。
それは、「2021年から4年に一度」という開催年です。
「ワールドカップ」の1年前で、EUROとコパアメリカの翌年。
しかも、ラグビーワールドカップとも重ならないという絶妙なタイミングです(笑)。
ちょうどぽっかり空いている時期なので、4年に一度にするならベストな年だなと思いました。
ワールドカップ予選と重なりそうなので、代表選手や監督はしんどいかもですが……
ともあれ、何事もやってみないと分からないので、2021年大会は一応注目しようと思います。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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