【説立証ならず】ラグビー強豪国からは優れたGKが出てこない、ということではなさそうだ
1週間前から始まったラグビーワールドカップ2019日本大会。
TV中継のある試合はなるべく見るようにしていますが、好試合の連続で楽しんでいます。
ラグビーの試合自体も見応えがあって面白いけれど、試合前の入場時(いや、その前のロッカールームでの映像で選手たちが円陣を組んでいるところ)から、ノーサイドの後に両チームの選手が健闘を称え合っているところまで全て素晴らしく、見ていて心が洗われます(笑)。
そんな中ですが、自分の中に秘めていた、ある「説」の立証が難しくなったことが分かりました。
いや、「説立証ならず」と言っていいでしょう…(苦笑)。
ラグビー強豪国からはサッカーのスゴイGK出てこない説
↑こんな説を持っていました。
ラグビー選手に求められている資質とGKに求められている資質に似ている部分が多くあるなと思ったのがきっかけでした。
・運動能力が満遍なく高い
・反射神経が良い
・ボールや相手の足に飛び込む勇気がある
・状況判断がよく、危機察知ができる
・デカい声で味方に指示できる
・判断に迷わない
・カラダがデカい
等々。なんか似てるんじゃないか、と。
特に、デカいことと運動能力の高さ、そして勇気は見事にかぶっているじゃんと感じていました。
で、実際に確かめてみると、
【ラグビーもサッカーも強豪の国】
オーストラリア…スゴイGKはいない
イングランド…ピックフォードはいいGKだが、「スゴイGK」とは思わない
アイルランド…スゴイGKはいない
ウェールズ…ネヴィル・サウスオール以来、スゴイGKはいない
フランス…ロリスはいいGKだが、「スゴイGK」とは思わない
アルゼンチン…言うまでもない。
こんな具合。
他方で、ラグビーが全然盛んではないドイツやスペイン、ブラジル等々からは優れたGKが続々と出てきています。現役選手だけでもノイアー、テア・シュテーゲン、デ・ヘア、ケパ・アリサバラガ、アリソン、エデルソンとか。
そんなわけで「けっこう有力な説じゃない?(ニヤリ)」と、密かに思っていました。
ラグビーワールドカップを見て説立証が困難に…
ところが、ラグビーワールドカップを見ていて「あれあれぇ~?」と思うことが。
イタリア、強いじゃん…
ウルグアイもすごいじゃん…
まだ大会序盤だし、イタリアとウルグアイが決勝トーナメントに進出するかどうかはビミョーなところですが(それぞれ優勝候補国との対戦を控えている)、両国のここまでの奮戦を見ていて
「ラグビー強い国でも優れたGKいるじゃん」
と思うようになりました。
ウルグアイは「スゴイGKがいるのか?」と問われれば、たしかに「う~ん…」と思うところもありますが、イタリアでもう…(苦笑)。
これは「説立証ならず」じゃないかと。
とはいえ、ラグビーワールドカップが面白いのは変わらず、エキサイトしたりジーンとしたりしています。
どの国の試合でも見れば面白くて、いわゆる「しょっぱい試合」がありません。
11月2日の決勝戦までガッツリ楽しめそうです。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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