「強い者が勝つ」のか?「勝った者が強い」のか?
「強い者が勝つ」というのと「勝った者が強い」という2つの言い方があります。
どっちが正解というのはなく、どっちも正解だと思っています。
その競技や勝負のルールによって異なるものだと思っています。
総当たり戦、○勝制、ポイント制は「強い者が勝つ」
「強い者が勝つ」のは、リーグ戦のような総当たり形式の大会だと思っています。
格下相手でも勝利(勝ち点)を取りこぼすことなく、安定的に実力を発揮することが勝つための条件だからです。一時的な機運や勢いだけで最後まで勝ち続けるのは困難です。
サッカーの国内リーグ戦、プロ野球やアメリカ4大スポーツのレギュラーシーズンは、まさにこれだと思っています。
それと、「先に○勝した方が勝ち」のシリーズ制もこっちに近いかなと。
2勝だけのルールだと、少なくて勢いだけでも勝てそうだけれど(笑)、NBAやMLBのプレイオフのような4勝制は、地力の優劣を決める勝負として長くも短くもない、ちょうどいい数字だと思っています。
もう一つ。
自転車のツール・ド・フランスのようなステージ制やF1のようなポイント制もこっち側だと思っています。
一発勝負、トーナメントは「勝った者が強い」
他方、一発勝負や、一発勝負のトーナメント形式の大会は、「勝った者が強い」と言えると思っています。
一発勝負だと、実力だけでなく、その時のフィジカルやメンタルのコンディション、気象条件、場所や相手との相性等々によって左右されるので、必ずしも「強い者が勝つ」とは言い難いからです。
もちろん、その時に自分をベストのコンディションに持っていくことも実力の一つだと思っていますが。
サッカーだとW杯や欧州CLはこっちに近いと思っています。
CLは、ホーム&アウェイ形式なので「一発勝負」ではないですが、地力に勝る方が必ず勝つものではないことは、過去の大会で実証済じゃないかと。もちろん、勢いだけで優勝できるものでもないですが。
NFLのプレイオフもこっちかな。一発勝負なので。
それと、自転車のワンデーレースや、格闘技のワンデートーナメントもこっち側だと思っています。
両方言えるものもあると思う
「MMAやボクシングはどっちだろう?」と考えると、どっちでもあるなぁと感じます。
ワンデートーナメントのような大会は上に書いた通りですが、チャンピオンベルトを持っている選手は、やっぱり「強い者だから勝っている」んだと思います。
一見勢いだけでチャンピオンになったような選手でも(失礼!)、チャンピオンになって防衛を続けているケースもあります。そして、その逆もあったりします。
なので、MMAとボクシングはどっちかに分けるのが難しいです。
ただ、相応の実力がなければ挑戦権だって獲得できないわけで、やっぱり「強い者が勝つ」世界かなと思います。
MGCは一発勝負。やってみないと分からない
今週末にMGC(マラソン・グランドチャンピオンシップ)があります。
一発勝負です。
「強い者が勝つ」レースではないので、やってみないと分かりません。
「誰が勝ちそうか」とか予想はせず、純粋に勝負を楽しみたいです。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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