スポーツの実況はこうしてほしい!

MMA,NBA,サッカー,ボクシング,ランニング、マラソン

競技に関係なく、TVでスポーツ中継が放映されていればよく見るのですが、自分がよく見ている競技(種目)ほど、実況アナウンサーの素人感や解説者の偏った解説や苦し紛れなフォローなどが気になります(苦笑)。

競技によっては「実況いらない」と思っているのですが、視聴者の層(その競技に対する知識、見る頻度等々)はさまざま。特定の層の人だけのための実況は難しいでしょう。
ということで、副音声を使ってこうしてほしいなと思っています。

 

 

「実況なし、会場音声のみ」を副音声にしてほしい

今のご時世、音声多重放送(例えば、映画で主音声を日本語吹替、副音声を英語)をできるのだから、スポーツ中継でも普通にやってくれればいいのに、と常々思っています。なぜ多重にしないのか、と。

一番やってほしいのは、「実況なし、会場音声のみ」を副音声にすることです。
実況なしで、聴覚を現地観戦に近い状態にして観戦したいです。
(視覚や嗅覚、暑さ寒さは、現地にいないので仕方ないですが…)

サッカーでも野球でもラグビーでもMMAでもボクシングでも、会場の音声のみで観戦するのも良いものです。
選手同士の声や、コーチ(セコンド)の指示、観客の声援などをもっとしっかり聞きたいし、生の音をちゃんと聞ける方が迫力も違います。

ボールを蹴った時の音や、バットに当たった時の音、グラブでキャッチした時の音、パンチがヒットした時の音、等々……。
TVである以上「生の音」というわけにはいきませんが、それに限りなく近い音が聞けるといいのになぁと思うのです

 

おとといのRIZIN15で堀口恭司選手が試合後に

「面白い試合をするのでぜひ会場に来てください。生の音は違うので」

と話していましたが、本当にその通り。生の音は違います。
打撃の強烈さや「うわっ!痛そう…」というのがすごく伝わります。

TVでそんな迫力を少しでも感じさせてくれればいいのになぁ、と思っています。

 

海外の放送局の中継なら、「現地実況」を副音声に

一方で、海外中継の放映権を国内TV局が獲得して放送している場合には、「現地音声のみ」ができないこともあるんだろうなと。
海外のサッカーや、NBA、MLB、NFL、ボクシング、UFCなどはおそらくそうではないかと思います。

そういう場合でも、現地実況を副音声にしてほしいなぁと思っています。
現地の実況がどんなテンションで、どんなことを話しているのか知りたいし、表現の仕方などは語学の勉強にもなります(笑)。

何より、現地の実況は国内の実況と違って、余計な雑談やヘ○○ソな解説がほとんどないのが良いです。
しゃべるのは、その競技を長く実況しているアナウンサーと、ちゃんと話せる解説者や元選手のゲストぐらいで、「なぜあなたがそこに?」みたいなタレントのゲストはほとんどいません。
それもあり、副音声でやってくれないかな~と思っています。

 

アナウンサーと解説者の上手さもほしい

副音声を使うのが何らかの理由でダメならば、もう少し実況をどうにかしてほしいものです。
その競技が好きで、技術・戦術をよく知っているアナウンサーや、ボキャブラリーが豊富かつ的確で、贔屓や偏りなしにズバズバ言える解説者がいるといいのになぁ…と。

たまに「おっ!この人の解説はいいなぁ」と感じる解説者もいるのですが、そういう解説者の時に限って「あれれ?」なゲストがいて、アナウンサーがそのゲストにばかり話を振る、というのも多くて……(苦笑)。

TV中継を見ていると、実況がノイズにしか感じられないこともあるので(そういう時は泣く泣く消音で見ます)、何かそういうものがあるといいのになぁと思います。

 

会場に見に行くしかないかなぁ(笑)