「変わる」を前向きに意識的に受け入れて、早く対応したい
日本銀行券(日本円)の紙幣と500円硬貨が2024年頃に変わるというニュースが出ていました。
何がきっかけで変わるのかよく分かっていないですが、新しい紙幣のデザインを見た第一印象は
「おもちゃみたい」
でした(苦笑)。
ただ、この第一印象、10,000円札が聖徳太子から福沢諭吉に変わった1984年の頃にも同じように感じていました。
変わった当初は違和感ありありだったのですが、それがいつしか違和感ゼロに。
今では「前の10,000円札って、どんな感じだったっけ?」という記憶レベルなので、
「お札が変わるのって、そんなもんなんだろう」
と思った次第です(笑)。
で、そんな「変わる」について思ったのは、大半の「変わる」は時間が解決するものだけれど、やっぱり対応の早さは大事だなということです。
ほとんどの物事は変わる。変わっている
考えてみると……いや、あまり考えなくても、ほとんどの物事は変わっているなぁと感じます。
変わる頻度の差はあれど、会計ルールも、税法も、法律も、サッカーやバスケのルールも、各種業界の勢力図も、会社内の組織体制や自分のポジション、上司や部下も、自分や周りの人の年齢も、モノの価値も、ほぼ何もかもが変わりつづけています。
普段使っているツール(PCやスマホ、そのアプリケーションソフト)もまた変わりつづけています。
そして、そこに自分がコントロール可能な「変わる」は、ほとんどないことに気づきます。
そう思うと、変わることに対して抵抗してもしょうがないし、抵抗することは自分にマイナスにはなってもプラスにはならなさそうだなぁと感じます。
若かりし頃は、変わることに対して抵抗感を持っていました。
勤めていた監査法人の事業部再編や担当クライアントの変更がある都度、「え~っ!マジかよ~…」というリアクションをしていました。
今思えば、その抵抗感、ネガティブマインドはもったいなかったと思います。
もっとポジティブに受け入れて、常に「よし!これかもガンガン行くぞ!」ぐらいの気概でいるべきだったなぁと反省しています。
もっとさかのぼれば、父親の転勤で小学校を転校することになった時もそんな感じでした。
この頃は、友達と別れること(そして、新しい場所でまたゼロから人間関係を作っていかなければならないこと)が何より辛かったのですが。
さすがにこの頃には前向きにはなりづらかったかな…(苦笑)
もちろん、変わらないものもあります。
ただ、「変わらないものって何だろう?」と考えてみると、意外と少なそうです。
時間、過去、事実、人間の持つ欲求、血のつながりとか、そんなものぐらいでしょうか。すぐに思いつくものはそのぐらいです。
そう考えると、なおさら変わることに抵抗してもしょうがないし、「何かが変わるなら、自分も変わらなければ!」と感じます。
40歳過ぎて気づいたのは遅いかもしれないですけど(苦笑)、これからは意識的にほとんどの物事は変わるものだと想定して、その変わることをスムーズに受け入れて、いち早く対応していきたいなと思った次第です。