ブレディスローカップ観戦。日本で「世界最高峰」の定期開催があればラグビー熱は高まるはず!
土曜日に、ラグビーのブレディスローカップ2018 ニュージーランド代表(以下、オールブラックス) vs オーストラリア代表(以下、ワラビーズ)を日産スタジアム(横浜国際総合競技場)で観戦してきました。
「来年のワールドカップ決勝戦の会場で、前回大会決勝と同一カード」という超好カード。
来年の決勝戦のチケットは入手超困難だろうとの見込みから、「これは見に行かないと!」ということで、当選したチケットを片手に観戦に行きました。
まだラグビーに関心がなさそうな6歳の息子を連れて(笑)。
オールブラックスとワラビーズのガチ試合
オールブラックスもワラビーズも、言わずと知れたラグビー強豪国。
ワールドカップ優勝経験のある4か国のうちの2か国です(他は南アフリカ、イングランド)。
隣国同士のライバル関係もあり、常にガチ勝負。
「この試合は軽く流そう」なんて考えは、お互いないはず。
それだけに、日本開催のこのカードは非常に楽しみで、前の週に「ちばアクアラインマラソン」を走り終えたその時から
「来週はブレディスローカップだゼ~~~ット!」
と一週間ワクワクしていました。
特に、オールブラックスとワラビーズのガチ試合が見られることと、
オールブラックスのハカが生で見られることが楽しみで(笑)。
期待通りの迫力、プレー、好勝負
試合は期待通りの面白さでした。
試合前の生ハカにも感激したけど(笑)、やっぱり試合が最高。
選手個々のフィジカルの凄さや迫力もさることながら、特に印象的だったのは、以下の2つでした。
チームワーク
ひと言でまとめましたが(苦笑)、チームとしての連係、選手の献身さ、まとまりの良さです。
とんでもないパワー、スピード、スタミナ、スキルを誇る選手が、みんな「チーム第一」の姿勢で試合をしていて、連係に狂いが少なく(本当に少ない)、攻守に体を張っていて「チーム」としてプレーしているのが素晴らしかったです。
トライをして喜ぶのは一瞬だけ。
コンバージョンキックの間は、キッカー以外の選手全員が必ず円陣を組んで、真剣な表情で次に備えていました。
TVだけではなかなか見られない光景だったので、会場で見てよかったです。
ミスの少なさ(プレー精度の高さ)
スーパーラグビーでサンウルブズに圧勝したハリケーンズを見た時にも同じ印象でしたが、両チーム本当にミスが少ない。
ワラビーズにノックオンが数回あったものの、どちらも基本的にパスは速くて正確で、受ける側もほぼ確実にキャッチしていて。
サッカーでもバスケでも同じですが、速くて正確なパスと、それを確実に受けるっていう基本的なプレーをわずかなミスもなくやることが大事だなぁと、改めて強く感じます。
どの競技でも、本当に強いチームはそこがしっかりしています。
オールブラックスは、オフロードパスやトリッキーなパスも多用していたけれど、魅せると同時に確実に味方につなげていて、
「こりゃスゲーわ…」
と、何度かつぶやいていました。
息子の横で(笑)。
早く言ってよぉ…
試合はとても素晴らしく、「本当に80分経っちゃったの?」と感じるほど興奮しっぱなしでした。
一方で、試合以外の部分で「これはどうにかしてほしいなぁ…」と思ったことがありました。
会場に入った後にあったテーブルにこんなメンバー表が置かれていて、出場選手と背番号が確認できたのはありがたかったです。
しかし、裏面にこんな記載が。
スタジアムに入る際の手荷物検査のために入場ゲート前にかなりの行列ができていて、スタジアムに入るのに息子と30分以上並びました。
手荷物検査をしないで入れろとは言いません。セキュリティは大事です。
むしろしっかりやってほしいものです。
でも、行列ができるほど時間がかかるのなら
「早く言ってよぉ…」
と。
某企業のCMじゃないけど(笑)。
入場した後に、「1時間程度の余裕を持って…」って言われてもなぁ……というのがありまして。
事前に知っていたなら、時間つぶしに息子の『ポケモンガオーレ』に付き合うこともなかったのに(苦笑)。
会場入りするまでの行列のため、今回は両チームの試合前の練習をフルで見ることができませんでした。
これは残念でした…。
ちなみにですが、来年のワールドカップについての注意として、こんな記載もありました。
日本で定期開催されるとラグビー人気は高まると思う
今回、ブレディスローカップを生で観戦できて、とても良かったです。
こういう世界最高峰のラグビーを定期的に日本で開催してくれると、日本のラグビー人気はもっと高まるんじゃないかと思いました。
かつてサッカーにはトヨタカップがあったし、NBAも開幕戦を日本で開催した時期があったことが、サッカーやバスケの人気に拍車をかけた面があると思っています。
なので、ラグビーもブレディスローカップでもいいし、名称にこだわらないので、世界トップレベルの試合を日本で定期的にやってほしい!
と、ほぼ自分の楽しみのために主張しておきます(笑)