自分のコンディションが100%万全でなくてもレースに出走する3つの理由
不定期ではありますが、この8年ぐらいマラソンやハーフマラソン、10kmのレースに参加しています。
家族イベント等と日程が重なるような場合を除き、一度エントリーしたレースには、自分のコンディションに関係なく走るようにしています。
もちろん、ほとんどの場合はレースに備えてコンディションを整えているので、「最悪な状態」というのは皆無ですが、多少悪いコンディションで
「こりゃ、自己ベスト更新は無理だろうな。過去最悪タイムになるかも…」
という感じがしていても、走るようにしています。
理由1.どこまでやれるか、自分への実験のため
レースはトレーニングとは全く違う環境、空気(雰囲気)です。
他のランナーと一斉にスタートして、同じゴールを目指すところ。
ランナーが各々の目標に向かって、ほぼガチで走るところ。
ガチで走らないとしても、「目立ちたい」や「楽しみたい」といった明確なテーマがあるところ。
どんな目標やテーマにしても、トレーニングで「100%全力」は滅多にないのでは?
でも、レースでは多くのランナーが(レベルの差はあれど)「100%全力」で臨みます。
そんな環境や雰囲気はレースでしか味わえず、その場にいる自分もノッてくるので(笑)、コンディションが多少悪くても
「この状況で、自分はどこまでやれるんだろう?」
という自分への「実験」をしてみたくなるのです。
無理をせず、でも、自分の限界に挑戦してみたい
みたいな(笑)。
理由2.「こんな状態でも走れたんだ」という自信をつけるため
コンディションがイマイチな状況で走ると、たいてい結果もイマイチです(苦笑)。
でも、「この状態じゃあ、このぐらいのタイムになることは覚悟しないとなぁ…」
と想定していたタイムを大幅に上回ることもたま~にあります。
そういう意外な結果になった時には
「俺、けっこうやるじゃん!意外と走れるじゃん!」
という自信がつくし、以後のトレーニングにも弾みがつきます。
想定通りの結果や、想定より悪いタイムの時もありますが、その時は「まぁ、あきらめずよく頑張ったよ」と思うことにしています。
どういう結果になってもポジティブに捉えられるな、と(笑)。
理由3.しっかりコンディションを作らなかった自分への罰ゲーム(笑)
一番の理由は、これかもしれません。
「なにやってんだよ! コンディションがイマイチなのは自分が悪いからだろう! 出走とりやめなんて冗談じゃないヨ! 走れるんなら走れよ!」
という叱咤をして、自分で自分を走らせます(笑)。
もちろん「しょうがない」という体調不良もありえます。
ただ、大抵の場合、怠慢や準備不足、油断等、自分の責任によるものなので、「罰ゲーム」を自分に課さないと、と思うのです。
それでヒイヒイ走れば、自分の反省も深まるかなぁと。
こんなこと、自分自身にしかしませんが(笑)。
今回もとにかく走る!
こんなことを書いているのは、フルのレースが間近に迫っているのに、ちょっと足を痛めてしまったためです(苦笑)。
4カ月ほど前にバレーボールで肉離れをやってしまった左ふくらはぎが、ちょっと痛い…
自己ベスト更新は期待できず、4時間を切ることすら「どうだろう? 」と懐疑的で、
「走るのやめとこうかな?」
と一瞬でも思った、弱い自分への戒めに(笑)。
ふくらはぎに瞬間的に大きな負荷をかけなければ大丈夫そうなので、淡々と一定のペースで走るようにしようかと。
「ダメだこりゃ」と身体が訴えてきたらやめておきますが。
ただ、今回は初めての大会なので走りたいというのが強く、今からでも出来る限りコンディションを整えて走ろうと思う次第です。