2018年FIFAプスカシュ賞候補発表。FIFAはナチョが嫌いなのか?(笑)
2018年の(「2017-2018」シーズンと言った方が適切かな)FIFAプスカシュ賞(年間最優秀ゴール賞)の候補10ゴールが発表されました。
予想通りノミネートされたゴールもあれば、
「え?あのゴールが?なんで?」
というのもあるし、
「なんであのゴールがないんだよ?」
というのもあります。
最後の「なんであのゴールが…」に、個人的にナチョ・フェルナンデスのボレーを挙げたいです。
ナチョのボレーも「ゴラッソ」と言えるもの
ナチョのボレーとは、ワールドカップのグループリーグ、スペインvsポルトガルでナチョが決めたゴールです。
左サイドでの競り合いからボールが右側にこぼれたところに、ナチョがボールを叩きつけるように合わせたボレー。
弾丸ライナーでゴールポストに当たってのゴール。
スピード、コース共に申し分ないです。
ああいうのをスペインでは「ゴラッソ(Golazo)」と言うんだろうなと思う、そんなゴールでした。
百聞は一見にしかず。
これです。
この試合、中継を見ていたのですが、決まった瞬間に
「大会のベストゴールが、始まって2日目にもう出ちゃったじゃん」
と思いました(笑)。
結果的にワールドカップのベストゴールは決勝トーナメントのバンジャマン・パバールのボレーになりましたが(納得)、ボレーシュートの鮮やかさや難度では、ナチョのボレーも同じぐらいだと思っています。
ワールドカップのベストゴールにもノミネートされていなかった…
なのに、ナチョのボレーはワールドカップのベスト10ゴールにもノミネートされませんでした。
なんで?
1位はパバールのゴールで良いとしても、5位以内に入ってもいいのでは? と思っていました。
他にも素晴らしいゴールがあり、おおむね納得できる選定だったものの、ナチョのゴールは「少なくともトップ10に入るはずなのになぁ…」と思っています。
で、今回のFIFAプスカシュ賞にもノミネートされず。
「両方の選考をしているFIFAが、ナチョのことを嫌いなんじゃないのか?」
としか理解できないです(苦笑)。
2018年プスカシュ賞はCR7のオーバーヘッドに一票!
ナチョのボレーがノミネートされなかったのは残念ですが、2018年のFIFAプスカシュ賞候補の中からはCR7のオーバーヘッド(vsユベントス)に一票を入れたいです。
ベイルのCL決勝でのオーバーヘッドも見事だったし、パバールのボレーもやっぱり素晴らしいですが、あのオーバーヘッドには敵わないかなぁと。
あの打点の高さとコースの良さとジャストミートは、再現困難でしょう。CR7自身でも。
あの後、立ち上がって拍手を送ったユーべサポーターの気持ちがよく分かるゴールでした。
最終的にはCR7、ベイル、パバールの3ゴールの中から選ばれるでしょう(予想)。
ナチョがかわいそうなので、勝手に私の中の「2018年ベスト5ゴール」の中に入れておきます(笑)