ワールドカップ2018の私的ベストイレブンはこうなった
大きな大会が終わると発表されるベストイレブン。
FIFAによる選考は、今日時点では未発表のようです。
で、いち早く選定したサッカーダイジェストWebのベストイレブンやGOALのベストイレブンを見てみたのですが、どうも今一つ同意し難いものだったので(苦笑)、「自分はこう思う!」というのを書くことにしました。
これはイマイチ……(苦笑)
私の独断・偏見によるベストイレブン
GK
GKはティボー・クルトワ(ベルギー)の一択です。
本当は優勝したフランスのウーゴ・ロリスにしようと思っていたのですが、決勝の最後であんなミスをやらかしたのでやめました(苦笑)。
クルトワは致命的なミスはゼロで、細かいミスも少なかったし、大会を通じて安定していたと思います。
チームを救うビッグセーブもしていたし(特にブラジル戦)、ハイボール(飲み物ではない)には長身を生かして安定感が抜群に良かったです。
日本戦の3点目のカウンターの起点になったのもクルトワの早い判断から。
FIFAからベストGKに選ばれたのも文句ないです。
グループリーグではナバス推しでしたが、決勝トーナメントも含めればクルトワです。
DF
CBを3人選びました。
まず、フランスのラファエル・ヴァランです。
フランスの最終ラインは、ヴァランが柱になっていたと言えるでしょう。
セットプレーやクロスでは、長身(191cm)を生かしてしっかり守っていたし(得点もしたし)、ウムティティのカバーリングもしっかりこないていたし、1対1にも強かったし。安定感抜群でした。
まだ25歳。
フランスは、もう2大会は安定した守備が期待できそう。
「セルヒオ・ラモスと2人で守ってるレアルのCBって、最強じゃん」
って思った次第です(笑)。
次は、ウルグアイのディエゴ・ゴディン。
個人的に好きなCBでもあるのですが、ウルグアイの堅守はゴディンがいてこそだなぁと思いました。
最終ラインの統率、セットプレーでのマークの上手さ、1対1の強さ、どれも素晴らしかったです。
相棒のヒメネスも良かったけれど、やっぱりゴディンだなぁと。
フランス戦の2点は、仕方ないと思っています。
ゴディンがどうこうの失点ではなかったです。
もう一人は、ベルギーのトビー・アルデルウェイレルト。
コンパニーでもヴェルトンゲンでもなく、アルデルウェイレルトを選びました。
決め手は、DFの中で攻守両面で目立っていたことです。
右サイドから頻繁に攻撃参加してムニエのヘルプをしていたし、守備でもDF陣の中でよく走っていたのはアルデルウェイレルトだったなぁと。
コンパニーとヴェルトンゲンは、長身で手堅さがある反面、ダッシュの速さに難があるけれど、アルデルウェイレルトがいるおかげでカウンターの怖さが低減されていたところもあると思っています。
3位決定戦のセーブも凄かったけれど、それがなくても選んでいたと思います。
MF
4人選びました。
まず、フランスのエンゴロ・カンテ。
(「N’golo Kante」なので「エンゴロ・カンテ」と表記しています)
優勝したフランスからMVPを選んだなら、間違いなくカンテだったでしょう。
今大会のフランス優勝の立役者は、カンテだと断言します。
ボール奪取能力、カバーリング、マンマーク、運動量、危険察知、ボール処理……どれをとっても素晴らしかったです。
相手チームにとって一番イヤな存在だったのもカンテだったのでは?
決勝戦で今一つだったのが胃腸炎だったから、というのも驚き。
体調悪いのに後半途中までプレーしていたとは。しかも決勝戦で(汗)。
万が一チェルシーが彼を放出したら、バカ認定です(笑)。
そのぐらい素晴らしい選手です。
もう一人マストなのはクロアチアのルカ・モドリッチ。
文句ないでしょう。バロンドールにも推したいです。
レアルの中盤、カゼミーロ、クロース、モドリッチの3人は「鉄板」ですね。
中盤の選手がレアルに入ってスタメンになるのは、至難の業でしょう。改めて。
それと、ベルギーのケビン・デブルイネ。
ブラジル戦の弾丸シュートがなくても選んでいたと思います。
日本戦の最後にクルトワからボールをもらって、センターサークル過ぎまでドリブルして、右サイドのムニエにつなげたのがデブルイネ。
速攻もいいし、コントロールしながらの攻撃でも積極的にボールをもらって散らすし、ミス少ないし、守備もしっかりやるし……それまであまり注目していなかったけど、いい選手だなぁと感じました。
あともう一人がベルギーのエデン・アザール。
上手いし、速いし、自分が左利きだったらプレーを真似したい選手(笑)。
今大会通じてキレッキレだったと思います。
クロアチアのイヴァン・ペリシッチと迷いましたが、アザールにしました。
独断で(笑)。
FW
3人選びました。
まずは、フランスのアントワーヌ・グリーズマン。
前回大会や2年前のEUROの時ほどの強烈なインパクトはなかったけれど、PK含めてプレースキックの精度は高かったです。
グリーズマンがPKを蹴る時は、2年前のレアルとのCL決勝での失敗(クロスバー直撃)が頭をよぎりましたが(本人もそうだったりして…(^^;))、思い切り行かずにGKの逆をついた上手いキックをしていました。
ウルグアイ戦で点を取っても、相手にゴディンとヒメネスがいるから喜ばなかったところも「いいヤツだなぁ」と(笑)。
2人目はクロアチアのマリオ・マンジュキッチ。
ポジション的にはワントップだけど、あのデカい身体で、しかも32歳で献身的に動いていたところが印象的でした。
ウルグアイのカバーニと迷ったけれど、マンジュキッチにしました。
決勝戦のオウンゴールは仕方ないと思っています。
むしろワントップのエースストライカーが、FKでカベになったり、セットプレーで守備参加していたところが素晴らしい。
ユーべで中盤をこなしているところが活きているなぁと思いながら見ていました。
最後はキリアン・ンバペ。
正直なところ「インパクト大賞」って感じですが(笑)、10代で4得点したことと、打ったシュートがほぼ全て枠内だったところは、スピード以外で特筆すべきかと。
今後が楽しみな選手です。
今のネイマールの影響を受けないといいですが(苦笑)。
まとめ
独断で選んだので異論もあるでしょうけど、ヴァラン、カンテ、モドリッチ、アザールはマストじゃないかなぁと思っています。
ブラジルやドイツの選手がゼロなのがアレですが、チーム自体が残念な結果に終わったので仕方ないです。。。
フランスは次回も次々回も強そう。
アルゼンチンは、この先マジでヤバいと思います。
ディバラを見てみたかったなぁ……。