ワールドカップ決勝戦の「もう一つの戦い」。こっちも毎回なかなかいい勝負

サッカー

ワールドカップ決勝戦は、

「○○と○○」
「欧州と南米」
「優勝を経験している国と初優勝を狙う国」

といった括りで採り上げられることが多いですが、私の中ではこれもチェックしています。

 

 

アディダスvsナイキ

ナイキがサッカーのワールドカップに本格参入したのは、1994年アメリカ大会から。
ただし、この時は選手のスパイクだけで、ユニフォームはまだでした。
(ホマーリオやマルディーニが「ティエンポ・プレミア」を履いていましたね)

 

ナイキがユニフォームでもワールドカップに参戦したのは1998年フランス大会から。
ブラジル、イタリア、オランダ等々の強豪国を中心に、いきなり目立つようになりました。

 

あれから20年。

毎回、決勝戦の対戦カードで

「今回はどっちの勝ち?」

というのに注目しています(笑)。

 

過去20年(6大会)の決勝戦

1998年フランス大会から6大会の決勝戦とユニフォームブランドの組み合わせはこんな感じです。
(過去の大会は左が優勝国、右が準優勝国、カッコ書きがユニフォームのブランド)

 

1998年フランス大会 フランス(アディダス) vs ブラジル(ナイキ)

2002年日韓大会 ブラジル(ナイキ) vs ドイツ(アディダス)

2006年ドイツ大会 イタリア(プーマ) vs フランス(アディダス)

2010年南アフリカ大会 スペイン(アディダス) vs オランダ(ナイキ)

2014年ブラジル大会 ドイツ(アディダス) vs アルゼンチン(アディダス)

2018年ロシア大会 フランス(ナイキ) vs クロアチア(ナイキ)

 

こうして振り返ると、なかなかいい勝負をしています(笑)。

ほぼ毎回決勝戦のどちらかはアディダスなのですが、今大会は久しぶりにアディダスなしです。

アディダスなしの決勝戦は、今大会以外には1994年アメリカ大会と……、さらに遡って1970年メキシコ大会ぐらいまでないかも……

 

今大会はベスト4からナイキ独占もありえた

今大会はベスト4からEURO状態になりましたが、ユニフォームのブランドはこんな感じでした。

 

フランス(ナイキ) vs ベルギー(アディダス)

クロアチア(ナイキ) vs イングランド(ナイキ)

 

もしベスト8でブラジルがベルギーに勝っていたら、ベスト4で「アディダス全滅・ナイキ独占」になっていました。

アディダスからすれば、「ベルギー様様」でしょう(笑)。

 

デザイン的にはナイキ勝利

決勝戦のカードによるブランド対決にも注目していますが、今大会の全体的なユニフォームのデザインの印象は、個人的には

 

ナイキ>>>アディダス

 

でした。

ちなみに前回は

ナイキ>>>>>>>>>>>アディダス

でした(笑)。

 

アディダスも悪くなく、むしろベルギーやコロンビアのデザインは好きだし、日本代表のデザインも(今回は珍しく)なかなかいいなと思っていました。

が、しかし……、

 

ネーム&背番号の書体が台無しにしています……

 

あの書体がどうも好きになれません(笑)。

デジタルの書体を意識したものなのでしょうけど、「R」と「A」、「D」と「O」が分かりにくいし、アザールの「Z」が「2」みたいに見えるし(苦笑)。

 

 

今回のユニフォームのデザインに、EURO96のドイツやフランスの書体とか、2002年大会のアディダスの書体とかが組み合わさっていたらカッコよかったのになぁ…と思っています。

 

ナイキはブラジルやポルトガルのようなシンプルなデザインと、ナイジェリアのような攻めのデザインの両方ともかっこいいなと思っています。

 

 

決勝戦のフランスもクロアチアも、ユニフォームはホーム・アウェイ共にかっこいいです。

ユニフォームはフランスの方が好きだけど、サッカーそのものはクロアチアの方が好きです。

 

ということで中立的に見るつもりですが、クロアチアが優勝したら感動しそう…