TV中継を見ていたらワールドカップ出場国数を増やす意図がよ~く分かった
連日連夜、熱い戦いが繰り広げられ盛り上がっているサッカーワールドカップ。
睡眠不足になりながらも(苦笑)試合がある日は必ず1試合は見ているのですが、TV中継を見ていて一つ気づいたことがありました。
「な~るほど!それで出場国数を増やしたいのね」
というのが。
参加国数が32から48になる方向
ちょっと前に、FIFAのジャンニ・インファンティノ会長がワールドカップ本大会の出場国数を現行の32から48に増やす意向であるとのニュースが出ていました。
1994年までは24か国だったのが、1998年から32か国になりました。
(その恩恵もあって、98年は日本が初出場できたのだ!)
32か国だと、グループリーグが「4か国×8グループ」になり、各グループの上位2か国の計16チームによる決勝トーナメントとなるので、「バランスいいから、これ以上増やすことないっしょ」と思っていました。
それが、ここにきて1.5倍も増やすことに。
全然納得いかず、以前に「ノー!」という主張をブログに書いていました。
(ブログに書いたところでFIFAが動くとは思っていませんが…(^^;))
いずれにしても2026年大会からは48か国による本大会になることが予定されています。
TV中継を見て分かったこと
なんで1.5倍も増やすのか、さっぱり納得がいきませんでした。
今も「分かった」だけで「納得」はしていませんが(笑)。
で、以前と同じように普通にTV中継を見ていたら、あることに気づきました。
スポンサーが中国企業だらけ。
コカ・コーラやマクドナルドといった毎度おなじみのスポンサー企業の映像広告だけでなく、今まで見たこともないような名前の企業の公告も映ります。
大半は中国企業と思われる名称。
昔は富士フイルムとかキヤノンといった日本企業の広告看板もあったけれど、今大会は中国企業が非常に多い印象です。
それだけ中国企業の成長が著しいということなのでしょうけど、広告料も高騰しているはずなので
「一体どんだけ払っているんだろう?」
とも思ってしまいます(笑)。
それはさておき、中国企業の広告が多いので、こういうことかと思いました。
中国をワールドカップに出させたいんだな
と。
今流行りの忖度だな、と(笑)。
48か国に増やした場合、アジアからの本大会出場枠は8か国になると言われています(8.5とも)。
8枠なら、中国が出場できる可能性がグッと上がるでしょう。
北中米カリブ海も3.5から6.5に増えるとか。
これならアメリカも出場する可能性がグッと上がります。
出場国数、試合数を増やしてTV放映権料やチケット収入、開催国の経済効果を増やすことも当然あるのでしょうけど、同時にこういう意図もあるんだろうなぁと、TV中継を見ながら察しました。
それでも出場国数増には反対!(笑)
FIFAが出場国数を増やそうとする意図はなんとなく分かったのですが、「分かった」と「納得した」は全然違います。
分かりましたけど、全然納得はしていません(苦笑)。
本大会に出場することの価値が下がる感じがするので、今も反対です。
とはいえ、「絶対反対!ふざけんな~!」と運動をするほど反対かといえば、そうでもないので(笑)、成り行きに任せます。
2026年大会の本大会出場国に中国が含まれていたら、
「FIFAの思惑通りにいったねぇ~」
と思うことにします(笑)。
書いた人
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スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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