足を痛めて得たもの。トレーニング前後、忍耐、ケガした人の気持ち
先週の土曜日に左ふくらはぎを痛めて5日ほど経ち、ようやく重い腰を上げて(?)整骨院へ行ってきました。
やってしまった瞬間に思った通りの肉離れでしたが、軽度のようで、3週間ほど回復に努めれば再発のリスクなく完治できそうだということで安心しまた。
「治るようなのでよかった」というのはあるのですが、一方で今もなお足を引きずって歩いている状態で(もちろん走れない)、この不自由な状況はツラいです。
これまで29年間、これといったケガをしなかったこともあり、足の自由が利かないのがこんなにもキツイことだとは想像できていませんでした。
痛めてまだ6日ほどしか経っていないのに、既に2~3週間経っているような感じがします(苦笑)。
ただ、ツラいとかキツイとか決してマイナスのことだけでなく、得られたものもありました。
トレーニング前後の準備とほぐし
整骨院に行った時に
「ストレッチって、ちゃんとやってますか?」
と、痛い質問を受けました(笑)。
私の答えは、
「あのぉ、一応やってはいるんですけど、しっかりはやっていません……」
でした。
本当に一応やっているけれど、「ちゃんとやっているか?」には「No」と答えるしかない(苦笑)。
その場でどんなストレッチをやるのがいいか教わりました。
トレーニング前には動的ストレッチで身体を慣らして、トレーニング後は静的ストレッチでほぐしましょう、という内容でした。
以前はトレーニング前も後も静的ストレッチだったし、全身ではなく鍛えたいパーツだけをやっていたので、ここは改善することにしました。
コレをすればケガをしないということではないのでしょうけれど。
脚をマッサージしてもらっている時も
「脚、かなり硬いですねぇ(苦笑)」
と言われたので、やっぱりストレッチしないとなぁ……なんて(苦笑)。
耐えること、我慢すること
治療に向けて「大事です」と言われたことの一つに、「なるべく安静にする」というのがありました。
その通りだとアタマでは理解しているのですが、この「安静にする」がなかなかキツイ(苦笑)。
仕事や日常生活で必要な移動はもちろんするけれど、それ以外にもフラフラ歩きたいし、なんなら痛くならない範囲でジョグってみたいという禁断症状が沸々と出てきます(笑)。
それでも早く治すためには安静が必要なようなので(治ってない状態でトレーニングをやると再発するリスクがあるとのこと)、我慢するしかありません。
耐えるのみです。
ケガした人の気持ちが少し分かった気がする
足の自由が利かないことがこんなにもツラいものなのかと、実際に足を痛めてみて分かりました。
今まで分かったつもりではいたけれど、あくまでも「つもり」だったなぁと。
自分へのイラ立ちというか、もどかしさというか。
それこそ「耐えろ」「我慢しろ」ということなのでしょうけど、
「ケガしている人って、みんなこういう思いをしているんだろうなぁ」
と思うと、周りでケガした人がいる時の接し方やいたわり方も考えさせられます。
それと、エスカレーターとかエレベーターって、やっぱり有難いものですね(笑)。
階段の手すりも大事だと、改めて実感しました。
これも経験
今回足を痛めて、決してマイナスだけではないなと感じました。
痛めたその日に「これも経験だ」と思うつもりでいましたが、本当に良い経験になっています。
(それでも足の自由が利かないのはやっぱりツラい…(^^;))
この負傷から明けたら、フィジカルだけでなくメンタルでも一皮むければと思っています。
もちろんそれも自分次第ですが……