好きなことなら続けられるし続けたいのだと身をもって知る
週末に、私にとっての「運動会」、子供の小学校PTAのバレーボール大会がありました。
私の所属するチームは連覇が懸かっていたのですが、結果は決勝で敗れて準優勝でした。
決勝戦の大事な場面で、私が左のふくらはぎを痛めてしまいました(多分、肉離れ)。
身も心も痛い結果だったのですが(苦笑)、そんな中で改めてポジティブに感じられたことがありました。
29年ぶりの負傷
同じチームのママさんたちとの連係は年々良くなっていて、「連覇」という共通かつ確固たる目標を持って大会に臨みました。
1回戦、準決勝と苦戦しながらも勝ち上がることができ、チームの雰囲気は最高でした。
決勝戦でも第1セットを先取して、
「行けるぞ!連覇できる……いや、するぞ!」
というテンションで第2セットを迎えました。
第2セットは相手にリードを許す形で進み、6-8ぐらいになった、まさにその時でした。
高く上がったボールをトスするのにジャンプした時か、着地した瞬間に
「ピシィィィッ!!」
という痛みが、左のふくらはぎに走りました。
瞬間にヤバいことが分かりましたが、「でもまだなんとかできるんじゃないか?」と、その場でちょっとステップ。
が、やっぱり痛い…
相手にポイントを奪われてプレーが止まった瞬間に、
「誰か代わって!足やっちゃった…」
と、自ら交代を申し出ました。
こんなこと初めてです。
「やれる!」なんて言えない状態でした。
無理して続行しても、使いモノにならなかったことでしょう。
負傷退場した後は、完全に相手チームの流れになり、第2・第3セットを連取されて逆転負けに終わりました。
足は痛いし、責任を感じて心も痛いしで、心身共にダメージを負いました(苦笑)。
走れない&歩くのもツラいほどの負傷をしたのは、中学2年生の頃にサッカーで右足をねん挫した時以来ではないかと。
実に29年ぶりのことです。
幸い仕事への影響はないですが、今日も足を引きずりながら歩いています(苦笑)。
ヘコんだけれど、すぐに立ち直れたのは仲間のおかげ
チームの中でも熱い方だったので、自分の負傷が原因での敗戦はショックでした。
傍から見れば「たかがPTAのバレーボール大会じゃん」と思うかもしれませんが、私にとっては年に一度の「運動会」です。
「ああ、負けたぁ…。しかも俺のせいだぁ……」
と、けっこうへコみながら、その日夜の打上げに参加しました。
文字通り、足を引きずりながら(苦笑)。
(医者には行かず。行っても湿布貼るぐらいの処置しかされないだろうと、自分で湿布貼って様子見中)
足の痛みと心の痛みでテンションが下がり気味だったのですが、打上げでは仲間のみんなに
「ダイちゃん、足大丈夫?」
「早くケガ治して、また練習やろう!」
「来年はゼッタイ優勝しようね!」
等々の優しい声をかけてもらい、元気を取り戻すことができました。
仲間の存在は貴重だと改めて感じました。
そして、「こんな仲間となら続けられるし、続けたい」としみじみ思いながら打上げを楽しみました。夜中の2:30ぐらいまで(笑)。
「仲間」っていうのは、娘と同学年の子のママさんたちですが(笑)。
続けられる・続けたいと思うのは「好き」だからこそ
今回足を痛めながらも立ち直って「また頑張るぞ!」という気持ちでいられるのは、「好きなこと」だからなのだと思いました。
バレーボールそのものも、大会の競技熱も、そして、一緒にプレーする仲間たちも。
みんな好きだから、肉離れしても負けても懲りずにまた続けたくなるんだな、と。
これを他のことに置き換えれば、やっぱり仕事も「好きなこと」じゃないと続かないんだろうなと感じます。
イヤイヤやっている仕事はずっとは続けたくないだろうし、無理すれば自分の身も心も削ることになるでしょう。
でも、好きな仕事なら「辛い」とは感じにくいだろうし、多少辛くてもポジティブな気持ちで続けられるだろうし、続けたいと思うだろうなと。
仕事でも仕事以外でも、なるべく「好きなこと」を選んで、それをやることが大事だと改めて感じました。
私をチームに迎え入れてくれて優しくしてくれる仲間のみんなには、感謝の気持ちでいっぱいです。
みんなが大好きなので(ヤラシイ意味ではないです)、早く足を治してまた一緒に練習したいです。