ブラジル今回も真っ先に登録23名発表。中盤の安定感が前回との違い

サッカー

サッカーW杯2018年ロシア大会の仮メンバー発表が相次ぐなか、ブラジルが一足早く正式登録メンバー23名を確定させ発表しました。

前回のブラジル大会でも最初に発表したのがブラジル。
前回は「開催国だから」というのがあったのだと思いますが、今回は「自信があるから」ということかと推測しています。

見たところ、前回よりも中盤の安定感が増した印象です。
守備崩壊の危険が下がり、優勝を狙えるチームだと思います。

 

 

W杯2018年ロシア大会に臨むブラジル代表

発表されたブラジル代表23名は、以下の通りでした。

GK
アリソン(ローマ)
エデルソン(マンチェスター・シティ)
カッシオ(コリンチャンス)

DF
ダニーロ(マンチェスター・シティ)
ファグネル(コリンチャンス)
マルセロ(レアル・マドリー)
フィリペ・ルイス(アトレティコ・マドリー)
チアゴ・シウバ(パリ・サンジェルマン)
マルキーニョス(パリ・サンジェルマン)
ミランダ(インテル)
ペドロ・ジェロメウ(グレミオ)

MF
カゼミーロ(レアル・マドリー)
フェルナンジーニョ(マンチェスター・シティ)
パウリーニョ(バルセロナ)
フレッジ(シャフタール)
ヘナト・アウグスト(北京国安)
フィリペ・コウチーニョ(バルセロナ)
ウィリアン(チェルシー)

FW
ドウグラス・コスタ(ユヴェントス)
ネイマール(パリ・サンジェルマン)
タイソン(シャフタール)
ガブリエウ・ジェズス(マンチェスター・シティ)
フィルミーノ(リヴァプール)

 

ダニ・アウベスの欠場は痛い…

優勝を狙えるのは確かだと思っていますが、同時にダニエウ・アウベス(以下、ダニ・アウベス)の欠場は間違いなく痛いです。

攻撃的なサイドバックは、ブラジルの「お家芸」と言っても華厳の滝……いや、過言ではない重要なポジションです。
W杯では、1982年以降錚々たる名手が右サイドバックで活躍してきました。

 

1982年 レアンドロ
1986年 ジョジマール
1990年 ジョルジーニョ
1994年 ジョルジーニョ&カフー
1998年 カフー
2002年 カフー
2006年 カフー
2010年 マイコン
2014年 ダニ・アウベス

 

ダニ・アウベスは35歳とベテランだけど、今でも世界トップクラスの右SBだし、ブラジルでは不動のスタメンです。
ケガによる欠場は、本人にとってもブラジルにとっても痛いです。

 

代わりはダニーロでしょうか?
ダニーロでも決して悪くないですが、やっぱりちょっと格落ち感がします…。

1994年のレオナルドみたいに、他のポジションから大胆なコンバートをさせてみるのもどうだろう?

と思うのですが、ちょっと難しいかな(苦笑)。

もしやるならウィリアンを推したいです。
けっこうイケるんじゃないかと思います(笑)。

 

中盤の安定感。「5番」の存在が大きい

前回との大きな違いは中盤に感じます。

具体的には、「5番」のポジションにカゼミーロがいることです。

 

前回は「5番」がフェルナンジーニョで、「8番」がパウリーニョでした。
(この2人とルイス・グスタボの中から2人でダブルボランチを務めていた)

ただ、フェルナンジーニョもパウリーニョも「8番」タイプの印象があり、どうも「5番」らしい選手がいなかったなぁと感じました。
(ルイス・グスタボに期待していたけれど……)

 

今回はカゼミーロが不動の「5番」になるので、守備面での安定感が抜群に増しそうです。
前回大会の準決勝&3決のような崩れ方はないと思います。

中盤で泥臭く守るし、CBのカバーも出来るし、戦術への対応もレアルでしっかり培われているはず。

1994年のマウロ・シウバ、2002年のエメルソン…の代わりのジウベルト・シウバのような活躍を期待したいです。

 

「優勝候補筆頭」ではないが、優勝を狙えるチーム

まとめると、「優勝候補筆頭」とまで言うのは厳しいと思うけれど、十分に優勝を狙えるチームだと思っています。

攻撃陣にいい選手が多いので、誰をスタメンにするかが悩ましいところでしょうけど(笑)。

 

今回もブラジルの試合はしっかり見る予定です。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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