やっぱり真剣勝負最高!NBAオールスター2018は意外にも(?)面白かった
NBAオールスターゲーム2018を遅ればせながら見ました。
見る前にネットで感想などを見て、
「近年ではベストだった」
「今回は面白かった」
といったものが多かったので、スルーできませんでした(笑)。
実際に見て、特に第4クォーターは本当に盛り上がりました。
「真剣勝負」が垣間見えたからだと思っています。
第4クォーター後半は勝負モードだった
第1~第3クォーターも、例年より若干タイトにディフェンスしているように見えました。
「ケガをさせないように。でも、好き勝手にはやらせない」
ぐらいの力加減だったかと。
ミドルショット以上の遠めのシュートにはそれほど厳しくチェックしていなかったけれど、インサイドに単独で切れ込んでいく選手には、それなりにディフェンスをしていたように見えました。
例年よりも3ポイントシュートが目立っていたのは、そのせいもあるのでしょう。
去年のオールスターがユルユルな試合でがっかりだっただけに(笑)、第4クォーター前半までは「去年よりはマシだな」ぐらいの印象でした。
でも、第4クォーターの残り5分ぐらいからは見応え十分でした。
両チームとも勝ちたいという意欲が見えて、フィジカルの当たりこそ抑え目だったものの、しっかり手を上げてディフェンスしていたし、インサイドでのシュートにブロックを試みていて、「おお!」となりました。
残り2分を切って1ゴールを争う展開になると、両チームとも勝負モードに。
選手同士は笑顔を見せて一見和やかだけど、9割ぐらいの力は出していたんじゃないかと。
オールスターで、選手同士がもつれて転倒するシーンを見たのは久しぶりかも(笑)。
残り7秒ぐらいになって、ステフ・カリーをレブロンとデュラントが2人がかりでディフェンスしていたところは、お互いガチだったのでは。
ブザーが鳴った直後にレブロンがベンチの選手と喜び合っているところは、まるでプレイオフのようでした(笑)。
久しぶりに面白いゲームでした。
チーム編成変更の効果か?
こんなに面白かったのは、もしかしたらチーム編成を変更した効果かも?と思いました。
今回から東西それぞれのファン投票1位選手が、自分の仲間をドラフト指名していくような形でメンバー決定していました。
そのため、従来の「EAST vs WEST」ではなく、今回は「チーム・レブロン vs チーム・ステフ」に。
レブロンもカリーも、自分の名前がチーム名になって、その結果がNBAの歴史に残っていくわけだから、
「これは負けられない。負けたくない!」
ってなったのかも、なんて。
勝利チームに多めのボーナスが出るとかあったみたいだけど、この「チーム○○」っていうチーム編成は、選手を勝負モードにする効果があるのかも、と思いました。
少なくとも「チーム○○」の「○○」になる選手は頑張るでしょう(笑)。
やっぱり真剣勝負は面白い
今回のオールスターゲームを楽しく見ることができたのは、真剣勝負だったからです。
どんなにスキルの高いプロの選手でもユルイ試合はつまらないし、反対にアマチュアの試合でも真剣勝負は面白いです。
今オリンピックで盛り上がっているのも真剣勝負だからです。
どの競技も面白いし、感動するし、見てしまいます。
夜遅くまで見て熱くなってしまうのがアレですが……(苦笑)