期限ギリギリでも大きな動きはあるものだと想定しておく
ここ数日で、サッカーとNBAで大きな移籍やトレードが続発しているなぁと思っていたら、どちらも1月末がデッドライン(期限)でした。
今季中の移籍、トレードによる補強は、1月末をもって実行できなくなり、更なる補強をするには基本的にシーズン終了を待つことになります。
選手にとっても、「出場機会がほしい」「他のチームに行きたい」と思っていても、期限を過ぎれば残りシーズンは辛抱しないといけなくなります。
それだけに、チーム側も選手側も期限ギリギリまで駆け引きがあったんだろうなと。
実際に、「おおっ!」と驚く動きもありました。
サッカー
オーバメヤンの「ドルトムント→アーセナル」がまず挙がります。
移籍のウワサがここ2~3年浮上しては消え、「一体どこ行くんだ?どこ行きたいんだ?」と思っていました(笑)。
ヴェンゲル監督の来季以降の去就もビミョーなチームにもかかわらず移籍したというのは、オーバメヤンの現状打破したい思いが強かったのかなぁ、なんて。
ドイツはバイエルン一強状態が続いているし、そのバイエルンからお声がかかることもないでしょうし。
アレクシス・サンチェスとヘンリク・ムヒタリアンの「アーセナル⇔マンU」のトレードもびっくりでした。
同じプレミアリーグの名門チームで、優勝(上位)争いも毎年あり、しかも同じチームカラー同士のトレード。
傍から見て「アーセナル→マンU」っていうのは、ファンの人は受け入れられるのかなぁ?
なんて思います。
でも、以前にロビン・ファンペルシーがアーセナルからマンUに移籍しているので、それほど衝撃ではないのかも。
背番号「7」の活躍に期待したいです。
アイメリク・ラポルテの「ビルバオ→マンC」も「おおっ!」という感じ。
「マンC、もう十分補強しただろう」と思っていたのに、さらにCBを補強するマンCとグアルディオラ監督の抜かりなさ(笑)。
ヴァンサン・コンパニーのコンディションがアレなので、CBを盤石にしたいということなのでしょう。
それは分かるけど、コンパニーが完全復帰したら、シーズン後に誰か放出しないといけなくなるんじゃないかと。みんな出場機会がほしいし、CBの需要高いし。
それが誰になるのかに早くも関心があります(笑)。
もう一つ、ハビエル・マスチェラーノの「バルサ→華北華夏」も。
守備的MFが本来のポジションで、バルサにはそこにブスケツという絶対的存在がいて、当初は出場機会に恵まれなかったものの(CBにはプジョルがいたし)、プジョル引退後のCBとしての活躍は素晴らしかったです。
あの小さな身体でCBをこなすのは容易ではないはず。
戦況判断というか危機察知能力に優れていたからこそなのでしょう。
リーダーシップもあるし、現役選手の中では好きな選手の一人です。
まだ代表でも十分活躍できる年齢だし、アルゼンチンとしても欠かすことができない選手だと思うので、W杯に期待したいです。
他にも、ルーカス(PSG→トットナム)とか、ジルー(アーセナル→チェルシー)とかあるけど、完全には情報に追いつけていないです(苦笑)。
これからシーズン後半戦を見ていくなかで「ああ、移籍したんだ」と気づくことになるかなぁと(笑)。
NBA
一番驚いたのが、ブレイク・グリフィンの「クリッパーズ→ピストンズ」のトレード。
それまでずっとチームメイトのデアンドレ・ジョーダンにトレードのウワサがあって、グリフィンがジョーダンに「出て行かないくれよ。ずっと一緒に戦おうぜ」的なことを言っていたのに、まさかグリフィンがトレードに出されるとは。。。
ただ、ピストンズは個人的に強豪であってほしいチームの一つなので、グリフィン加入でイースタン・カンファレンスが盛り上がるといいなぁという期待もあります。
背番号は「23」のようです(「32」はリチャード・ハミルトンの永久欠番なので)。
グリフィンはジョーダンブランドのシューズを履いているので、背番号が「23」っていうのはアリかなと(笑)。
何でも期限ギリギリでの大きな動きを想定する
サッカーやNBAとは直接関係しないけれど、何かの期限ギリギリのタイミングで大きな動きや出来事が発生することは多くあります。
災害が発生したとか、保有している株式の価値が大きく下落したとか、不正が発覚したとか、取引先と(または取引先に)トラブルが発生した、といったことが期末(年度末)ギリギリのタイミングで発生することもあります。
そんな時にあたふたとテンパらないように心がけないとなぁと、(なぜか)サッカーやNBAの移籍情報を見ながら思いました。