UEFAが欧州の代表チームの新大会開催。そんなに増やしてどないすんねん
UEFAが今年の9月から「UEFAネーションズリーグ」という代表の新大会を開催するそうです。
ここのところ、サッカー情報に十分キャッチアップしていない自分は、ついこないだ知りました…(苦笑)。
W杯とEUROという大会が偶数年にあるにもかかわらず、また大会を作るとは…。
UEFAとしては「もっとモリモリ稼ぎたい」ということなのでしょうか(苦笑)。
こんな大会らしい
第1回大会は、こんな概要のようです。
参加国&形式
UEFA加盟55か国が参加
→FIFAランキングに応じて4つのリーグ(リーグA~D)に分ける
→各リーグ内で4つのグループ(グループ1~4)に分ける
→各グループ内でホーム&アウェイの総当たり戦
→リーグAのみ、各グループの1位が決勝トーナメント(準決勝)進出
→優勝チームを決定
強いチームから順にリーグA、B、C、Dと属することになり、「リーグAのNo1チーム=優勝」ということです。
(ちなみに、第1回大会のリーグA所属国は、ドイツ、フランス、オランダ、ベルギー、スイス、アイスランド、ポルトガル、イタリア、ポーランド、スペイン、イングランド、クロアチア)
第2回大会以降は、前回大会の成績に応じた所属リーグの入れ替え(昇降格)があるようです。
それと、具体的な規定は定かではないけれど、W杯とEUROの出場権も絡ませるようです。
各グループは3~4チームなので、EUROやW杯予選ほどハードではないです。
が、ホーム&アウェイなので最低4試合はこなさないといけません。
W杯、EURO予選との連戦必至…
この大会は、毎偶数年の9月に開幕して、翌年6月まで行うそうです。
ということは、「W杯が終わってすぐ開幕」でもあるし、「EUROと五輪が終わってすぐ開幕」でもあります……
大会期間中はW杯予選やEURO予選もあります。
加えて、確実にCLやEL、国内カップ戦のようなクラブチームの大会もあります。
「今週はW杯(またはEURO)予選で、来週はネーションズリーグ、再来週はCL…」
といったスケジュールもありうるでしょう。
欧州ナンバーワンを決める大会としてEUROが確立されているのに、なぜまた大会を増やすのか疑問です。
というか、「UEFAのお金稼ぎ」という目的しかしっくりくるものがありません(苦笑)。
たしかに、TV放映権、チケット収入、スポンサー広告収入…と、ガッツリ稼げそうです(笑)。
「今これだけサッカーに大金が動いているのだから、稼げるうちに稼いじゃえ!」というのも分からなくないです。
が、選手は相当キツくなりそうです。
ケガや疲労のリスクをより一層抱えることになるので、選手を抱えているクラブチームは代表戦派遣に難色を示すようになるんじゃないかと。
すでに野球で、MLBの一部チームが選手のWBC出場を一貫して辞退させているのだから、いずれ多くの各国代表選手を抱えるビッグクラブもそうなるのではないかと思います。
「W杯予選、EURO予選はいいけど、ネーションズリーグはダメ」というケースもありえるでしょう。
どうする・どうなるのでしょうかねぇ?
あまり関心がないので第1回大会は様子見
個人的にはあまり関心が持てないので(だいたいW杯で盛り上がった直後に開幕して、すぐにまた盛り上がれるわけがない!)、第1回大会は様子見程度に結果を見ていこうと思っています。
CL、EURO予選、各国リーグで十分お腹いっぱいになれます(笑)。
それにしても素朴な疑問ですが、
リーグB~Dの国って、この大会に対して気合い入るのでしょうか?(苦笑)