学校で習っただけで英語をちゃんと使えるようになるのはムリそうだと改めて感じる
先日、娘の小学校で英語の授業参観があり、妻が見に行ってきてくれました。
小学校の英語なので文法や読み書きはなく、ごく簡単な会話の授業だったそうなのですが、妻にどうだったか聞いてみると愕然としていました(苦笑)。
「え…?」という違和感の連続…
話を聞くと、授業開始時から違和感があったようで。
「グッモーニン、ミス○○」
という始業の先生への挨拶の時、「ミス○○」の「○○」は先生のファーストネームだったそうで。
「MissやMr.、Mrs.のような敬称をつける時って、苗字じゃないの?」
「ファーストネームで呼ぶなら、敬称はつけないんじゃないの?」
と私も思います。
たしかに違和感がある…
例えば、Shinzo Abeさんだったら、「Mr. Abe」とは言うけれど、「Mr. Shinzo」とは言わないような…
妻は、その日の夜にあった会社上司とのディナーの際に、あるアメリカ人上司に聞いてみたそうです(笑)。
で、返ってきた答えは「そんなふうには普通言わないね」だったそうです……
授業は、お店で買い物をする時のお客さんと店員さんの会話という設定だったそうですが、そこでも違和感が。
「トゥー スシ プリーズ」
「スリー ステイク プリーズ」
トゥ、トゥースシ?
ス、スリーステイク?
「2 sushi」「3 steak」ということのようですが、「え?」と…
「2 sushi」じゃ、寿司「2人前」なのか「2貫」なのか分からなくないかい?
ステーキって、「1、2、3…」っていう数え方でいいの?
シチュエーションが分からないので何とも言えない(苦笑)。
メニュー表に「Sushi」や「Steak」があって、そこから注文した、というシチュエーションなら分からなくもないけれど……そういう感じではなかったようで……
「小学生に簡単な英語に触れてもらう」という趣旨ならば、リンゴとかニンジンとかオレンジとかの、個数で数えられる(one two three…だけでちゃんと通じる)単語だけ使わせれば良くないかい?
と思った次第です。
(他にもいくつかあり、詳しく聞くと「たしかに」と思ったけど省略)
「学校でそう習ったんだもん!」は脅威(苦笑)
娘は、宿題の解き方などを教える時に「そうじゃないよ。こうだよ」的な指摘をすると、決まって
「学校でそう習ったんだもん!」
と返してきます。
普段は「あ、そう。じゃあそうしなさい」と任せていましたが、英語に関しては妻と2人で「ヤバいぞ、これは」と脅威を感じました(苦笑)。
もしかしたら他のクラス、他の学校は違うのかもしれないけれど、少なくとも我が子が受けている英語の授業は「う~ん…」な感じ。
約30年前に自分が中学校で英語を習っていた頃から学校の英語教育って進化しているんだろうな~と思っていたのですが、大して変わってなさそう…
それが分かっただけでも良かったかも(笑)。
我が子には、学校以外の場所でちゃんとした英語に触れる機会が必要だと感じました。
習い事が増えるけど、仕方ない(苦笑)。