イタリアが出場しないW杯をどう見ようか思案中・・・
一週間経ってようやく冷静になったので(笑)、ここで書いておこうかと。
イタリアのW杯予選敗退についてです。
今は冷静に「しょうがないよなぁ」という感じになっています。
そして、イタリアが出場しない、生まれて初めてのW杯をどう見ようか考えているところです……
「180分無得点」が全て
欧州予選の組み合わせ(スペインと同組)がマズかったとか、プレーオフの相手が厳しかったという要因も挙げられるでしょうけど、過去に厳しい組み合わせの中で何度も予選を通過しているので、そこは言い訳にしかならないなぁと。
結局のところ、スウェーデンとのプレーオフ2試合の180分間で得点ゼロだったのが全てじゃないかなぁと思っています。
どんなに守備陣が奮闘して無失点あるいは1失点に抑えたとしても、得点ゼロじゃあどうしようもないわけで……
プレーオフのスタメンを見ても、攻撃陣で脅威になりそうな選手がいないんですよね。
今のイタリアには……
セリエAで活躍している選手を選んでいたことに文句はないけれど、なんというか、相手チームが「コイツはヤバいぞ!」って思うような選手がいないですね。
今のメッシ、CR7、ネイマールほどの選手じゃないにしても、「コイツは絶対自由にさせちゃいけない!」っていう選手がいなかったなぁと思います。
一人で試合を変えちゃうような選手というか。今強いとされるチームにはそんな選手が必ず一人はいると思っていますが、イタリアにはそれにあたる選手がいないので…
1993年のW杯予選最終戦のvsポルトガル(@サンシーロ)のような試合を期待していたけれど、それは無茶なことだったなぁと感じました。
(あの試合の前半戦のプレッシングとサンシーロの雰囲気は凄かった)
過去のイタリアを振り返ってみても、必ず「ヤバい」選手がいたと思います。
リベラ、ロッシ、コンティ、ヴィアッリ、スキラッチ、バッジョ、シニョーリ、ビエリ、デルピエロ、トッティ、インザーギ、カッサーノ、バロテッリとかとか。
まあ仕方ないかなぁと。
スウェーデン戦を見たけれど、攻撃に関しては選手がアイデアや戦術を持たず、手探りのような感じで攻めていたように見えました。選手間の連係も全然バッチリには見えなかったし、選手個々の持ち味が活かせていなかったなぁと。
その意味では、監督解任も仕方ないなぁと。
今も残念は残念だけど、本大会に出場できたとしても期待度は高くなかったと思います。
GKブッフォンとDFの「BBC」、ヴェッラッティぐらいで。
イタリアが出場しないW杯
イタリアにとっては、60年ぶりのW杯予選敗退だそうです。
ブラジル、アルゼンチン、イタリア、ドイツ、スペインはW杯に出るのが当然だと思っていたので、「イタリア抜き」というのは奇妙な感じがします(笑)。
でも、自分にとっては今回初めてそうなるということで、
「どういうスタンスで見ようか?」
というのが悩ましいです。
応援する(したい)チームがない!
というのは初めてのことなもので。
完全にフラットな立ち位置で見られるということでもあるので、それはそれでいいかもしれませんが、そうなると「生中継を見るぞ!」という気合いも薄れるかも(苦笑)。
今のところ個人的に「いいねぇ」と思うチームがあるので、それ中心で見ることになるかなぁと思っています。
以下の3チームです。
フランス
ブラジル
ベルギー
グループリーグの組み合わせが決まったら本格的に考えようかなぁ。
大荒れの大会になることを期待(笑)