「K・アービング⇔I・トーマス+α」のトレード。トーマスの課題はコンディション以外にもう一つある
先日、クリーブランド・キャバリアーズ(以下、CLE)とボストン・セルティックス(以下、BOS)との間で、カイリー・アービングとアイザイア・トーマス+2人+ドラフト指名権のトレードが正式に決定されました。
もう背番号も決まっているようで、アービングのBOSでの背番号は「11」、トーマスのCLEでの背番号は「3」になるそうです。
トレード情報についてはシーズン開幕直前まで静観するつもりでしたが、ちょっとこれには驚きました。
アービングがトレードを志願していたという情報が以前にあった時に「マジで!?」と思っていたのですが、マジだったようです。
アービングとしては、自分がチームを引っ張る存在でいたいけれど、レブロンと一緒だと永久に不可能だと悟ったのかなぁと。
ファイナルに3度出場して優勝も一度経験したし、レブロンから「リーダーの立ち振る舞い」のようなものも学び取って、「今だ!」と思ったのでしょう。
この3年で「いい選手だなぁ」と強く思った選手の一人なので、BOSでの活躍は楽しみです。
他方、トーマスは股関節のケガを抱えたままの移籍で、2017‐18シーズンも長い間欠場することになりそうです。
身長175cmと超小柄なので、身体能力の高さが武器であり生命線です。
なのでトーマス個人としてコンディション回復が最優先課題だし、チーム(CLE)にとってもトーマスのコンディションが懸案事項でありキーポイントになるでしょう。
でも、トーマスの課題はもう一つあります。
I・トーマスのもう一つの課題
それは、「ハンドシェイクをいち早く覚えること」です。
「なんじゃそりゃ?」ですね(笑)
「ハンドシェイク」とは握手のことではなく、試合前や試合の合間、試合後などに選手同士でいろんなバリエーションのタッチをすることです。
(英語で「handshake」と言うそうです)
CLEの「ハンドシェイク」はNBA最高レベルです。
ものすごく長く、かつバリエーション多彩です。
見ていると、選手個々の間で全くバラバラのパターンでやっています。
例えば、レブロン・ジェームズ、ケビン・ラブ、トリスタン・トンプソンの3人の場合、「レブロン⇔ラブ」「ラブ⇔トンプソン」「トンプソン⇔レブロン」で3パターンになります。
YouTubeでいろいろ映像が出てきます。
登録選手の全員とやるとすれば、選手一人ひとりが11パターンのハンドシェイクを覚えなければなりません。
しかも、選手同士で息を合わせてやらないといけないので大変です(笑)。
でも、見ていて面白いです。
見ているだけだと、どういうやつなのか覚えられないので飽きません。
すでに選手間では考えていることでしょう。
どういうパターンになるのか楽しみです(笑)。
そして、アービングがそれをBOSに持ち込むのかどうかにも注目したいです(笑)。