試合に対する力の入れ具合は監督の服装を見れば分かるかも
ぼちぼち欧州各国のリーグ戦が始まります(フランス、イングランドは始まってますね)。
強豪チームもそうでないチームもプレシーズンマッチを終えて、「さぁ本番」といったところでしょう。
私はかねてから「プレシーズンマッチはプレシーズンマッチ。本番はリーグ戦が始まってから」という位置づけをしていたので、主力選手の移籍とかケガの有無は気にしていましたが、7月から最近までの試合の勝敗はほとんど気にしないでいました。
監督の服装を見ても、気合いの入り具合が分かる気がしています。
監督はプレシーズンマッチではあまりスーツを着ない
海外のサッカーの試合で映る監督の姿。
CLや各国のリーグ戦の場合、ほとんどの監督はスーツ姿ではないでしょうか。
ジダン、モウリーニョ、グアルディオラ、コンテ、アンチェロッティ、シメオネ……。
ほとんど監督がスーツ姿でビシッと決めています。
ベンチから出てピッチ際で指示をしている姿も渋いです。
現役時代とは違ったカッコよさも感じます。
でも、プレシーズンマッチではどうだったでしょう?
ほとんどの監督がトレーニングシャツやポロシャツ姿で、スーツ姿の人は少なかったのでは?
プレシーズンマッチの試合会場がアメリカやアジア圏の国で、単純に「暑いから」というのもあるでしょう。
でも、やっぱり気合いが入っている・入っていないの違いもあるんじゃないかなぁと思って見ています。
モウリーニョはハッキリしている
監督の中でも、特にジョゼ・モウリーニョ監督はハッキリしているように見えます。
プレシーズンマッチでは、ずっとポロシャツやプラクティスシャツ姿でベンチにいました。
プレミアリーグが始まると、第1節からスーツ姿になっています(ノーネクタイだったけど)。
今季に限ったことではなく、チェルシー時代、インテル時代、レアル時代も一貫しています。
「プレシーズンは練習、あくまで本番はリーグ戦から」という区別がハッキリしているんだろうなと思っています。
他の監督もそうなんじゃないかと思います。
「リーグ戦にはドレスコードでもあるんだろうか?」と思ったりしましたが、リーグ戦でも上下ジャージ姿で指揮している監督もいるので違うようです。
とすると、やっぱり「勝負服」としてスーツを着ているのだろうと思うのです。
UEFAスーパーカップの結果は必然?
で、思ったのは、先日のUEFAスーパーカップのレアルvsマンU。
ジダン監督はリーグ戦と同じスーツ姿で臨み、モウリーニョ監督はポロシャツ姿でした。
モウリーニョは初めから「この試合は別にいいや」って感じだったのでは?(笑)
結果的にもレアルが勝利で(2-1)、「気合いの差」もあったのかなぁと。
もちろんチーム完成度はレアルの方が高いと思いましたが。
ともあれ、今週末からどの国でも「本番」です。
初めの数節は「順当」と言える結果が少ないかもですが(監督・選手共に手探り段階なので)、どんな感じか見つつ来年4~5月あたりの予想をしてみようかなと思っています。