試合前から予想通りの挑発合戦。メイウェザー vs マグレガー「第1ラウンド」
フロイド・メイウェザーJr vs コナー・マグレガー。
実現しないと思っていたカードが実現したものの、「ボクサー vs MMAファイター」のボクシングマッチということで試合自体はあまり盛り上がらないかもしれません。
それもあってか(?)、記者会見の舌戦はいきなり盛り上がったようです(笑)。
想像通りの罵倒し合い
YouTubeで初顔合わせの記者会見を見たのですが、まあお互いを罵倒していました(笑)。
マグレガーは、
「メイウェザーはジジイだ。すぐにぶっ倒す!俺は若い。勝つ自信はある。ヤツはいろいろ条件つけてきたが、ぶっ倒す!」
的なことを言い、それをメイウェザーはあまり相手にせず受け流している感じ。
ボクシングのディフェンスの時のように(笑)
一方のメイウェザーは
「こいつをKOする!」
「オクタゴンでもリングでも倒せるぜ!イージーだ!」
「俺がAサイド(稼ぐ人間)だ。だからこいつはボクシングのリングに来ないといけないんだ!」
「背中から倒れたいか?顔から倒れたいか?どっちか選べよw」
っていう内容のことをまくしたてていました(笑)。
この展開は予想通りでした。
メイウェザーもマグレガーも相手を罵倒して挑発するスタイルで、物静かで謙虚だったところはほとど見たことないです(笑)。
お決まりの(?)パターンがある
ただ、試合前に相手を罵倒したり挑発したりするのは、試合を盛り上げるためのパフォーマンスでもあります。
お互いが
「いや~、相手の選手は強いので勝てるかどうか分からないけど、ベストを尽くします…」
程度の感じなら、間違いなく盛り上がらないし(苦笑)、
「KOは難しいと思うので、12ラウンド全力で戦います」
「当日まで時間があるので、じっくり仕上げてきます」
なんて弱気な発言は絶対にできないでしょう。
やっぱり「絶対KOする!」や「俺の圧倒的な強さを見せつけてやる!」、「今すぐやってもいいんだぜ!」ぐらいのテンションじゃないと、観客も盛り上がらないよなぁと。
そんなわけで、試合前の両者のヒートアップは想定内でした。
で、こういう試合前に両者が罵倒しまくっていると、お決まりの(?)パターンもあります。
それは、試合後は相手を称賛すること。
試合前にさんざん
「ヤツなんか、俺の相手じゃねぇ!」
ぐらいのことを言うけれど、試合が終わればノーサイド…じゃなく、試合後は
「相当タフな試合だった。アイツは本当に強かった」
的なコメントをします。
実際にそう感じた、というのもあるでしょうけど、相手を称賛することで「そんな強い相手に俺は勝ったんだぜ」っていうアピールもあるんだろうなぁと思って、いつも見ています。
多分、この試合が終わった後もそんな感じでしょう(笑)。
メイウェザーが勝てば、マグレガーに対して「よくボクシングマッチで俺に挑んだ。そこらへんのボクサーより強かった」みたいなことを言うでしょうし(笑)、マグレガーが勝てば「一度引退したのに、よく引き受けてくれた。2年のブランクがあっても十分強かった」的なことを言うんだろうなぁと(笑)。
試合当日まで「記者会見ツアー」を楽しんで見る
PPV収入を世界的に稼ぎたいという目的もあってか、今回のLAでの会見を皮切りに、トロント、NY、ロンドンでも同じように会見を行うようです。
おそらく、いや、確実にどの場所でもお互い罵倒しまくりでしょう(笑)。
徐々に、発言内容も過激になるかもしれません。
でも、これも興行の一部分だし、どこまで激しく言い合うかも見ものなので、試合前の記者会見も試合同様に楽しもうと思います。
こうやって大勢の前でビッグマウスや相手への挑発を堂々とできるのも、ちょっとした憧れだったりします(笑)。