NBAファイナル2017終了。予想はハズレたけど来年の「4年連続同一カードでのファイナル」を予言しておく(笑)
昨日、NBAファイナル2017が終了しました。
4勝1敗でゴールデンステート・ウォリアーズ(以下、GSW)の勝利。
4勝3敗、そして「スウィープや4勝1敗のような圧勝にはならないだろう」と見ていた私の予想は見事にハズレました(苦笑)。
やっぱりGSWは強かった
シリーズ全体を通じて思ったのは、
「CLE(クリーブランド・キャバリアーズ)がどうこうでなく、ただただGSWが強かった」
ということです。
心境としては、PRIDE25でアントニオ・ホドリゴ・ノゲイラとエメリアーエンコ・ヒョードルの初対戦を観戦した時に
「ノゲイラがどうこうじゃなく、ヒョードルが強かったなぁ」
って思ったのと同じ感じ(笑)。
今年のプレイオフ全体で16勝1敗というのは、驚異的です。
そもそもレギュラーシーズンも67勝15敗という歴代上位に入る成績だったので、終わってみれば「勝つべくして勝った」と言わざるをえません。
スターターだけでなくベンチメンバーも2ケタ得点したゲームもあったので、総合力で上回っていたということでしょう。
「誰かが特別凄かった」というよりも、チーム全体のパフォーマンスが良かったのが勝因として大きいなと。
敗れたキャブスをますます好きになった
一方のCLE。カンファレンス・ファイナルまで12勝1敗という申し分ない超好成績だっただけに期待していました。
負けたのは残念でしたが、3連敗して「こりゃGSW凄いわ」となってからのゲーム4のパフォーマンスは素晴らしかったです。
カイリー・アービングに惚れ直しました(笑)。
NBA入り当初はそんな高い評価をしていなかったけれど(苦笑)、去年、今年と素晴らしく、PGではウェストブルックの次に好きです。
ファイナル終了後のコメントにもしびれました。
「負けて悔しいのは当然のことさ。たくさんの決意をもって、再び夏のキャンプに励むつもりだ」
「数週間の休みを取ってから、バスケットに戻ることを楽しみにしている。彼ら(ウォリアーズ)は素晴らしいチームだ。打ち負かされたが、俺たちも必ず復活して再び戦う準備を整えていくつもりだ。今は闘志を燃やしているよ。それを感じる。今回のシリーズではいくつか課題が見つかったが、ここから成長するしか道はない」
そして、レブロンもやっぱり凄い。
シリーズ平均でトリプルダブルっていうのも凄いけれど、ファイナル5試合のうち2試合で46分以上プレーしたというのがもう…(汗)。
文字通り「全力を尽くした」と言えるし、疲れも衰えも見せないので、まだ進化するんじゃないかと…(汗)
超人的活躍のレブロン、無念のファイナル敗北も「全力尽くした」
レブロンとアービングの奮闘は素晴らしく、ゲーム5が終わってロッカールームに引き揚げる時も2人でハグして健闘を称え合っていた(リベンジを誓い合っていた)のが印象的でした。
チーム全体の雰囲気も、随所に見せる速いパスワークも好きで、今回のファイナルで敗れたものの、ますます好きになりました。
CLEに勝てるのはGSWだけ。GSWに勝てるのはCLEだけ。
今回のファイナル、私の予想は見事にハズレましたが(苦笑)、一つだけ確信しました。
来季の優勝候補筆頭も、やっぱりGSWとCLEの2チーム!
ファイナル終了後の記者会見で、すでにCLEのティロン・ルーHCもレブロンもアービングも来季に向けてメラメラしている感じだったし、「スターター+2~3人」ではGSWには勝てないというのが分かったと思うので、チーム全体の底上げを徹底するだろうなぁと。
来年はまた強くなるでしょう。
で、イースタン・カンファレンスでは敵なしだろうなぁと。
GSWは主力の放出がない限り盤石でしょう(実際なさそう)。
ウェスタン・カンファレンスでは負ける気がしないんじゃないかと…(汗)。
ということで、来年のNBAファイナルも同一カードになると予想しておきます(笑)。
同じカードが続くのはイヤダという人もいるでしょうけど、個人的にはこのカードならまた見たいです。
来季が楽しみ。
今季のファイナルが終わってまだ24時間も経っていないけど(笑)。