2016-17シーズンCL決勝カード決定。今回はユーべに勝ってほしい!

サッカー

夕べの試合でCL決勝のカードが決まりました。

ユベントス vs レアル・マドリー。
準決勝の組み合わせから見てベストの決勝カードだと思っています。

以下、準決勝を見ての雑感と決勝戦の展望などを。

 

 

今季のユーべの充実ぶりは素晴らしい

CLに限らずセリエAでもそうなのですが、今季のユーべは良いです。
守備陣の安定感、中盤の運動量、FWの攻撃力、どれをとっても「盤石」という言葉がピッタリじゃないかと。

 

自分の中で今季目立っているのが、マリオ・マンジュキッチ。
元々FWで、バイエルンやアトレティコでは1トップか2トップのポジションにいたのに、今ユーべではイグアインにポジションを奪われた語りで中盤またはサイドにいます。
にもかかわらず、中盤で献身的に動いてディフェンスもするし、チャンスとあらばセカンドストライカーとしてイグアインの背後(またはヨコ)からゴールを奪えて、こんなに器用だとは思っていませんでした。

バイエルン、アトレティコ、ユーべと異国のリーグどこででも活躍しているのも器用さの表れでしょう。
器用なのと同時に、チームへの貢献度が高いのがいいなと思っています。

マンジュキッチに限らず、ユーべは年齢的に「今が旬」という選手が多いので、来季以降もこの強さが続くかどうか分からないだけに、今回はビッグイヤーを獲得してほしいです。

 

レアルとアトレティコは正直どっちでもよかった(笑)

準決勝でマドリーダービーになったレアル vs アトレティコ。
今回は正直どっちが勝ってもよかったし、今回に限ってはアトレティコが勝ってもいいと思っていました。

レアルもアトレティコも好きなチームです。
ただ、甲乙つけがたい……(苦笑)。
監督(ジダン&シメオネ)はどっちも好きだし、GK(ナバス&オブラク)もどっちも素晴らしい。DFはアトレティコの方が統率がとれてて好きだけれど、中盤はどっちも好き。FWはレアルかなぁ。
そんなわけでどっちでもいいやと思っていました。

ただ、「ユーべと対戦」となると、レアルの方が面白そうだと思っていました。
いろいろ「因縁」を感じるので。

 

レアルとユーべの「因縁」

決勝で戦うことになったレアルとユーべには、いろいろ「因縁」を感じます。
思いつくままに挙げると、

・ジダン、モラタにとっては、古巣ユーべとの対戦
・ケディラ、イグアインにとっては、古巣レアルとの対戦
・マンジュキッチにとっては、3年前バイエルン時代にコテンパンにされたレアルとの対戦
・D・アウベスにとっては、バルサ時代のライバルとの対戦&マルセロとブラジル代表サイドバック対決
・イタリア代表、スペイン代表の選手にとっては、W杯予選の前哨戦の意味合いも?

とか(若干こじつけあり(^^;))

 

それと19年前の1998年に同じCL決勝で対戦しているのですけど(結果は1-0でレアル優勝)、当時はジダンがユーべにいて、ブッフォンはまだパルマにいました。
懐かしい(笑)。

あ。それとユーべは、この時も準決勝でモナコに勝って決勝進出だったかと。
ていうことは……?

 

今回はユーべに勝ってほしい

今のレアルもユーべも両方とも好きなのですが、今回に関してはユーべに勝ってほしいです。

上にも触れましたけど、ブッフォンにとっては最後のビッグチャンスかもしれないし、バルザーリやD・アウベス、キエッリーニあたりのベテラン選手にとっても非常に限られたチャンスかと。

「イタリア(セリエA)復権」の足がかりになってほしいし、今のユーべは攻守共に見応えのあるサッカーをするので、歴史に名を刻んでほしいなと。

レアルは去年優勝したし、いいんじゃない?
っていうのもあります(笑)。

 

そんなわけで6月3日の深夜は「Forza Juve!」と叫ぶことにします。
声に出すと家族に迷惑なので、心の中で(笑)。