GWに見た映画『イップ・マン 継承』。少年時代のようにカンフーアクションを楽しんだ

日常の出来事

GW期間中に映画『イップ・マン 継承』を見ました。
(それと、息子と一緒に『ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険』も(^^;))

『イップ・マン』シリーズの3作目。
ずいぶん前に1作目を見てとても面白く、続編を待ちわびていたのですが(2作目はまだ見ていない…)、ちょうどこの時期に公開されていたので映画館で見てきました。
アクションも良かったけれど、イップ・マンの男らしさ、カッコよさが随所に出ていて、そっちの方にシビれました(笑)。

 

 

ブルース・リーの師匠 イップ・マン(葉問)

イップ・マン(葉問)は、ブルース・リーの詠春拳の師匠として有名だったので、「どんな人だったんだろう?」というのは以前から関心があったのですが、映画で見るのが一番分かりやすいと(笑)、1作目を見たのがきっかけでした。

熱烈なカンフーアクションファンではないとはいえ、このテの映画は子供の頃からいくつも見てきたのですが、この「イップ・マン」シリーズはこれまでに見てきたものとは一味違う感じがして、1作目で一目ぼれ(っていうのかな?)しました。

 

ちなみに、『イップ・マン』の映画は5~6作あるようですが、個人的にはドニー・イェンがイップ・マンを演じているシリーズがベストだと思っています。

というか最初の『イップ・マン』を見てから、ドニー・イェンがイップ・マンにしか見えません(笑)。

 

1作目はイップ・マンのハンパじゃない武術の強さに焦点を当てたストーリーになっていて、ちょっとグロ目な描写もあったのですが、今回の3作目は人としてのイップ・マンにも焦点を当てていてグロさは控え目でした(もちろん強さはハンパじゃない(^^))。

派手なアクションやおちゃらけたキャラの主人公の映画が多い中で、物静かで慎ましくて争いを好まない感じのイップ・マンがカッコいいです。
映画のストーリー自体は史実に忠実ではないようですが、「こんな人だったんだろうなぁ」というのが感じられ、それがまた惹かれるポイントなのかもしれません。

 

アクションはやっぱりいい!

今回見た3作目の目玉は、マイク・タイソンが出演したことでした。

闇試合の黒幕役で、イップ・マンと一戦交えるシーンがあったのですが、久しぶりにタイソンのピーカブースタイルを見ることができて、いちボクシングファンとしてはうれしい限り。
演技でも、タイソンのボディブローは効きそうで説得力がありました(笑)。

後で調べてみたら、タイソンの出演はいろいろ条件がタイトで、戦うシーンのための練習時間もままならなかったようですが、それにしては迫力ある演技で見応え十分でした。
かつての「本業」を活かしたシーンだからなのかもしれませんけど(笑)。

最後の「詠春拳 vs 詠春拳」のシーンも良かったですが、ちょっと短かったかも(苦笑)。
ストーリーがこれ以上はカットし難い感じだったので(もう少し欲しかったけど)、泣く泣くアクションシーンをカットしたのかもなぁ、なんていう想像も少ししました(笑)。

 

最後のセリフにシビれた

今回の映画で一番シビれたのは、アクションではなくセリフでした。

(たしか)映画最後のシーンのイップ・マンのセリフ

 

「大切なのは●●●●●●●」

 

という言葉(ネタバレしないように自粛)。
我が意を得たり、というか、自分が思っていることを一番正しく表現している言葉だと感じ、「おおぉぉ。カッコいい!」と。

物静かで謙虚で虚栄心がない佇まいにも惹かれますた、このセリフで惚れ直しました(笑)。

 

4作目が見たい!

『イップ・マン』、とても良かったのに、あまりあちこちで公開されておらず、公開期間もあと少しだそうで残念な限り(この作品の日本公開自体も1年ぐらい遅かったようで…)。

Wikipediaによると近々4作目が製作されるらしいので、今から楽しみです。
今回の作品がDVDで発売されたら、3作分まとめ買いして復習しようと思います♪

 

少し今回のネタバレをすると、ブルース・リーがちょっとだけ面白い感じで出ていました。
これが4作目の前フリだといいのですが(笑)。