スーパーラグビー2度目の観戦は68分に見方が変わった(笑)
土曜日にスーパーラグビー(サンウルブズ vs ブルズ)を観戦しました。
今季2度目。日本での試合は今のところ一応フル観戦。
前回(サンウルブズ vs ハリケーンズ)見に行ってトップレベルの試合なら会場で観るのが一番だと改めて感じ、小雨の中、また秩父宮ラグビー場に行きました。
シンプルに「トップレベルのラグビーが見たい」という目的で観戦していて、特にサンウルブズを応援するつもりではなかったのですが、後半28分辺りからの残り12分間はファンと一緒になってサンウルブズを応援していました(笑)。
世界トップレベルの試合を一度生で見たらやめられない(苦笑)
これまでに観戦した全てのスポーツに共通するのですが、私は一度生で世界トップレベルの試合を見ると確実にハマります(笑)。
サッカー、F1、バスケ(NBA)、MMA(PRIDE)、ブラジリアン柔術、野球(MLB)、マラソン、トライアスロン、陸上等々もそうでした。
サッカーは、1985年のトヨタカップ(プラティニの出たユベントス vs アルヘンティノス)を生で見てから海外サッカーにどっぷり浸かりました。
応援しているチームがあれば日本リーグ(→Jリーグ)の見方も違ったのでしょうけど、そんなチームもなかったので、1985年以降現在まで「ふ~ん。そう」ぐらいの感覚でしか見ていません(苦笑)。
「なんでだろう?」と自分でも思うことがあるのですが(苦笑)、観戦に求めているものが違うようです。
誰か、あるいはどこか特定の選手やチームのファンになって「○○を応援しよう!」というのではなく、純粋に「トップレベルの技術、フィジカルと真剣勝負」を求めているのだと思っています。
キックオフから68分間はいつも通りのスタンスだった
試合は、キックオフからしばらくはいつも通り「トップレベルのラグビーを楽しもう」という感じで見ていました。
「サンウルブズ頑張れ!」とか
「今日こそ1勝だ!」というのはなく、
「今のタックルは上手いなぁ」とか
「ああ、このタイミングでポジションを確認するんだぁ」とか
「今、呼吸を整えているんだな」とか
「逆サイドのウィング、ちゃんとケアしてるんだろうか?」
とか、そんな感じで。
まさか終盤に「行けぇ~!」とか「ここが勝負だぞ!」と感情むき出しになるとは思いもしませんでした(苦笑)。
残り12分は自分も会場と一体になった
残り12分(開始68分)辺りにサンウルブズにチャンスが。
トライ(+コンバージョンゴール)を決めれば2点差。
「これは面白い展開だ!」とばかりに「行けぇ~!」となってきました。
実際にトライを奪ってからは「よし!逆転できるぞ!まだ十分時間あるぞ!」と(笑)。
トライ後にブルズの選手がシンビン(一時退場)になった時は
「よ~しよし!これはチャンスだぞ!行けるぞ!」
となり(笑)、逆転のPG後は
「よし!このまま守り切れよ!」
と、つい10分ほど前とは全然違うモード(笑)。
74分のPGで逆転してから80分経過(あと1回でもプレーが止まったら即試合終了)の合図がなり、サンウルブズが相手陣内でボールを奪うと
「早く(外にボールを)蹴り出せぇ~!」
と、会場のたくさんの人と同じように思っていました。
蹴りだしてノーサイドになった瞬間は立ち上がって「ウォー!!」と、自分がプレーしている時以外では超久しぶりに爆発的に喜びました(笑)。
どんな競技を見ていても感情的になることは非常に少ないのですが、今回は久しぶりに爆発しました。たまにはいいものです(笑)。
貴重な機会。まだまだ見たい
前回と今回、スーパーラグビーを生観戦してハマりました(笑)。
大学ラグビーやトップリーグは20代の頃からTVで見てきたし、ワールドカップやシックスネーションズカップ(ファイブネーションズカップ時代も)は過去に何度もTV観戦しているのですが、世界トップレベルの試合を生で見られるチャンスがあるのは貴重です。
2019年W杯の「ウォーミングアップ」の意味合いでも(笑)まだまだ見たいです。
まだ今季1勝目だし、どのチームも強いので厳しい試合が多いでしょう。
でも、このトップレベルの試合経験は日本の選手にとって絶対にプラスになるでしょう。
オールブラックスやワラビーズ、スプリングボクスが相手でもビビらないメンタルになってくると思うし、技術・戦術を間近で盗めるチャンスでもあるんじゃないかと。
そんなわけで2019年W杯は今から楽しみだし、これからもスーパーラグビーを見たいです。
今季あと1試合は見るでしょう♪
シンガポールでの試合を減らして、もうちょい日本での試合を増やしてほしいなぁ(笑)。