尊敬するヒーローでも「その人の全てを見習いたい」というわけではない

雑感

20歳前後の頃に出会った(実際にではなく、メディアの向こうで)アスリートで、「自分のヒーロー」だと思っている人物が3人います。

 

モハメド・アリ

マイケル・ジョーダン

ヒクソン・グレイシー

 

当時も今も変わらずカッコいいと思っています。
外見や佇まいもそうですが、残した数々の名言にもシビれます。

この御三方、それぞれの競技(ボクシング、バスケットボール、柔術)で頂点を極め、今も大きな影響力を持っているし、これからも持ち続けるだろうと思っています。
彼らを凌駕する若い選手が出てきても、それでもずっと「レジェンド」だと思っています。

自分がやっている仕事も競技も違うけれど、心構えや佇まい、人としての優しさやプロとしての厳しさには見習いたい点がとても多く、自分にとっては「神」とまでは言わないまでも、「ヒーロー」のような存在であり、憧れ・尊敬の対象です。

 

 

そんな御三方なのですが、共通点が一つあったことに気づき、少し「あちゃ~…」となりました(苦笑)。

 

3人とも○○経験者だった

御三方、揃って離婚経験者(いわゆる「バツ」あり)でした……(汗)。

アリはバツ3でした。
ジョーダンも現役引退後に離婚して再婚。財産分与の金額がすごくて話題になったような……
そして、ヒクソンも引退後に離婚して再婚しています。

 

「だから何だ?」と言われればその通りなのですが(苦笑)、
「これはちょっと…う~ん……」と思ったもので。

3人揃って「バツ」ありなのは意外でした。

「公私ともにパーフェクトとは限らないんだなぁ」というか、
「みんなプライベートでは大変だったんだなぁ」というか(苦笑)。

 

「未経験者」もいる

この偉大な御三方の後に出会い(これまた実際にはお目にかかれていない)尊敬しているアスリートには「バツ」なし、というか愛妻家の選手ももちろんいます。

バーナード・ホプキンスとクレイグ・アレキサンダー。

特にクレイグ・アレキサンダーは、Facebookを見ていると、子供さんもランが速いみたいです。家族でレースに参加することもあるようで、「俺もいつか我が子とレースに参加したいなぁ~」という将来への希望を持たせてくれます。

我が子にとっては迷惑かもしれないですが……(苦笑)。

 

「全て」に憧れ、尊敬するわけではない。でもやっぱり憧れ・尊敬の対象

「アリがアディダスのシューズだったから、俺もボクシングはアディダスのシューズにしよう」

「ジョーダンがエア・ジョーダンを履いているから、俺もエア・ジョーダン♪」

「ヒクソンが普段ニューバランスのスニーカー履いているから、俺も普段履きはニューバランスにしよっかな」

 

等々、少年のような影響も多々受けてきましたが(苦笑)、だからと言って

 

「3人とも「バツ」ありだから、俺も一度経験してみよっかな?」

 

とはなりません。さすがに(笑)。

 

「公私ともにパーフェクトっていうのは難しいんだな」

「完璧を極めるには、何らかの犠牲を伴うのかもしれないな」

と思うようにしています。

 

人間だもの。

 

「全て」に憧れているわけではないけれど、それでもやっぱりこの御三方はカッコいいし、今も変わらず尊敬しています。

 

 

ちなみにですが、私は(自称)愛妻家の家庭人です♪