東京マラソン。走れなくても必ず沿道で観戦する3つの理由
昨日は東京マラソンがあったので、毎年恒例の(苦笑)沿道観戦をしました。
東京マラソンは10年連続落選という記録を更新中で「見ていて悔しくならない?」と聞かれることもあります(笑)。でも、悔しいとかそういうのは全くなく、また、友人・知人が走る/走らないに関係なく、必ず沿道で見るようにしています。
家の近くがコースになっているから、というのが一番の理由ですが(笑)、それ以外に3つの理由があります。
1.速いランナーのフォームの研究
いつもレースで私のはるか前方を走っているトップランナー~上級市民ランナーの走りをしっかり見られる絶好の機会です。
自分が参加しているレースでも、折り返し後にすれ違う時にチラッと見ることはできますが、本当にチラッとだけしか見られないので……(苦笑)。
走っている時のストライドの大きさ、太ももの上がり具合、足の蹴り上がり具合、腕の振り、呼吸の仕方、リズム等々。
先頭集団を引っ張るケニア人ランナーにはただただ「スゲー」と驚愕するしかないですが(笑)、その後続々と来るランナーは一人ひとりどんな感じかをジーッと見ます。
見ていると人それぞれなのですが(苦笑)、「タッ タッ タッ タッ…」というリズムが自分に近いランナーのフォーム等は参考にしています。
ラントレで周りの速い人の走りを見るのも良いのでしょうけど、やっぱりレースでガチで走っているところを見て参考にするのがベストかなと。
特に東京マラソンのような大きなイベント、かつ、参加すること自体が容易でないレースだと、速いランナーはみんなガチで走っているはずなので。
2.自分が走る時のイメージトレーニング
毎年「来年は俺が走るかもしれない」という気持ちで見ています。
その「来年」はまだやって来ていませんが……(苦笑)。
自分が走る場合をイメージして、
「自分がココを通過する時は、どんな感じかなぁ?」
「どんな恰好をすれば目立つ(友人・知人に分かりやすい)かなぁ?」
「応援してくれる家族や友人・知人に満面の笑顔で応えられるかなぁ?」
などなど(笑)を考えます。
東京マラソンではリアルガチで走って3時間30分を切りたいのでコスチューム着用は考えていませんが、それでも目立つ恰好はしてみたいです。
3.「走りたい!」というモチベーションの向上
常日頃から走ることへのモチベーションはあると思っていますが、東京マラソンを見ると必ずそのモチベーションが更に上がります。
参加しているランナーがみんなとても楽しそうだからです。
いや、実際にはツラそうなランナーも多いですが(笑)、自分がレースに出ている時も「キツイなぁ…」と思いながら、その苦しみとの闘いが充実感や楽しみになっている部分もあるので、そういうのも察しながら「楽しそうだなぁ」と。
悔しさはないけれど、うらやましさはいつも感じています(笑)。
なので、
「自分が走る時は42.2km全部楽しむぞ!
常日頃からしっかりトレーニングして、いつでもフルを走れる身体にしておくぞ!」
と気合いが入ります。
モチベーションは何年も充電中です(笑)。
すでに「充電完了」なはず(苦笑)。
高速コースになったので更に気合いが入る!
昨日のレースの優勝タイムを見ると、新コースになって好タイムが出やすくなっているようです。
周回コースになっているベルリンマラソンほどではないにしても、「高速コース」の部類に入るのではないかと。
私のようなサブ4レベルの市民ランナーにどれだけの好影響があるかは走ってみないと分かりませんが、35km過ぎからの佃大橋がなくなったのはやっぱり良さそう(笑)。
自分の場合、フルのレースでは毎回35kmあたりでヒイヒイ言っていて、終盤に上り坂があると本当に心が折れそうになるので……(苦笑)。
というわけで、「自己ベスト更新、いや、3時間30分切りの舞台が用意された」と思うようにして(笑)、これから1年間気合いを入れてトレーニングしようという気になりました。