ハーフマラソン。やりがい・いいところは「フルマラソンの半分」よりもある
昨日は、「東京ベイ浦安シティマラソン」という浦安市内のハーフマラソンのレースに出走しました。
結果は、自分の中の「平凡なタイム」でしたが(苦笑)、雨に降られず風も強くなかったので楽しく走れました。
2週間前の千葉マリンマラソンにつづいてのハーフマラソンでしたが、
「ハーフマラソンって、距離こそフルの半分だけど、やりがいはフルの半分よりあるなぁ」
と走りながら感じたので、自分の備忘も兼ねて(笑)ハーフのいいところを4個(プラス1個)挙げてみます。
ハーフマラソンのいいところ
初めてのフルマラソン前に自信をつけられる
初めてフルマラソンに挑戦する人には、その前にハーフのレースに挑戦してみることをおすすめしています。
レースの雰囲気(気分の高揚や緊張感等々)を感じられるし、一度真剣に21.1km走ってみてどんな感じかを体感できるのが良いところです。
完走すれば、本番(フルマラソン)でも「少なくとも半分は走れるぞ!」という自信になります。
ハーフのレースの多くは、制限時間がフルの半分より短いです(2時間半っていうのが多い印象。フルだと6~7時間が多い)。なので、ハーフで一度でも完走できれば大きな自信につながります。
フルマラソン前の力試しになる
フルのための練習であっても、20km以上の距離を全力で追い込むのは簡単ではありません。
自分の場合、100分前後ぶっ続けで追い込むことになるので、日頃からそんなことをしていたら相当消耗します…
そこで、ハーフのレースをフルのレース前の力試しの場にするのが良いなと。
フルを想定したペースでしっかり走ってみて、ゴール後の疲れ具合や「ここからもう半分走るのね」っていう感覚を確かめます。
ハーフでの手ごたえを、その先のフルに向けての調整に生かすことができます。
ハーフでしんどければ練習の距離を長めにするとか、ハーフで余裕だったら目標タイムやペースをちょっと上げてみるとか。
走り終わった後のダメージが少ない
距離が半分なので、走り終えてからのダメージも少ないです。
(「フルの半分」かどうかは人によります)
フルのゴール直後は、腰から下がヘロヘロになってしまい、一度でも腰を下ろすと最低でも3~5分は立ち上がる気力が起きませんが(苦笑)、ハーフだとゴール直後に腰を下ろしても、すぐに「あ~楽しかった」と立ち上がって帰り支度に向かうことができます。
ハーフなら、帰りも普通に歩けるし、走ることもできます。
でも、フルの後だと走ろうとは思わないし(苦笑)、何者かにローキックをされればすぐに心が折られるでしょう(笑)。
レース直後や翌日の筋肉痛等のダメージを気にせず参加できるのは、ハーフ(or それ以下の距離のレース)の良いところです。
レースの機会もフルより多い
ダメージが少ない分フルより気軽に参加できるし、実際にレースの数もフルよりハーフの方が多いので、挑戦するチャンスも多いです。
フルのレースだけに挑戦するのもアリですが、ハーフのレースにちょいちょい出てフルを「勝負の場」にするのもアリかなと。
トレーニングばかりだと張り合いがない人には、距離はハーフでもレースに出た方が良い刺激になるでしょう。
【おまけ】箱根駅伝の区間距離を体感できる
箱根駅伝は1区間の距離がおおむね20km前後。ハーフマラソンに近い距離です。
フルマラソンに挑戦するつもりがない人でも、ハーフを走ることで「箱根駅伝で走る距離って、こんな長さなんだなぁ」というのを体感できます。
一度でもハーフで真剣に走る経験をすれば、箱根駅伝を見ている時の学生ランナーへの感情移入の仕方も変わってくるんじゃないかと思います。
走力レベルは全然違うとしても(笑)。
フルの前哨戦に最適
ハーフのレースで走っていていつも感じるのは、「ハーフはフルの前哨戦にはもってこいだなぁ」ということです。
真剣に走る機会になるし、翌日以降のダメージも大きくないし、「本番」に向けた気づきも得られるでしょう。
実際、昨日のレースを「東京マラソンの前哨戦」と位置付けて走ったランナーも多かったのでは?
書いていて、うらやましくなります(苦笑)。
来年あたりに自分がそうなれればいいのですが……