日本国内のプロスポーツの各大会は、どういう位置づけで見ればいいのか?

雑感

国内のプロスポーツの大会はいろいろあります。

サッカーだと、Jリーグ、Jリーグカップ(旧ヤマザキナビスコカップ。現ルヴァンカップ)、それと天皇杯。
バスケだと、Bリーグ、全日本総合大会(天皇杯)。
ラグビーだと、トップリーグ、日本選手権。

とかとか。

大会形式や参加チームの違いはあるけれど、「どの大会の優勝チームがベストなんだ?」と考えるとなかなか難しいです(苦笑)。

 

 

全ての大会に勝つのがベストだけど…

当たり前の話ですが、出場する全ての大会で優勝するのがベストです。
どの大会の試合も対外試合だし「公式戦」だし、全ての大会で優勝すれば堂々と「日本一」と言えるでしょう。
異論もないはず。

 

でも、スケジュールのタイトさやコンディション等々いろんな要素があるので、なかなかそうはいきません。

サッカーだと「Jリーグではそこそこの順位に終わったけど、天皇杯で優勝」というケースもありえます。反対に、「Jリーグ優勝チームが、天皇杯であっさり敗退」というケースもあるということです。

 

そういう場合に、「どっちがベターなのか?」というのがどうも難しい…

 

Jリーグでは翌シーズン開幕前にスーパーカップがあり、Jリーグ優勝チームと天皇杯優勝チームのワンマッチがあります。
でも、次のシーズンが始まるタイミングだし、そこで勝ったからといって「日本一」っていうのも「なんだかなぁ…」と思うのです(苦笑)。

 

自分で決めちゃうしかない!(笑)

そんなわけで、ここは「えいっ!」と自分で決めちゃった方がいいかなぁと(笑)。

以前、欧州サッカーの大会の見方というか注目順位づけについて書きましたが、同じような感じで。

 

 

 

トップカテゴリーのリーグ戦チャンピオンが日本一!

「どの大会で勝つのがベストか?」に対しては、共通してこの位置づけで見ています。

 

カップ戦(トーナメント戦) < リーグ戦

 

サッカーだと、Jリーグチャンピオンがベスト。
バスケだと、Bリーグチャンピオンがベスト。
ラグビーだとトップリーグチャンピオンがベスト。

です。

 

カップ戦はアマチュアを含む下部リーグのチームも多く参加するし、一発勝負またはホーム&アウェイのトーナメント戦ですが、やっぱり「その時の勢い」とか「その時のコンディション」次第でどういう結果にもなるかなぁと。

リーグ戦の場合、同一カテゴリーの全チームと総当たりで長丁場なので、「その時の勢い」とか「その時のコンディション」でどうにかなるものではないよな、と。
カップ戦の場合よりも地力がカギを握っていると思っています。

 

欧州サッカーでも同じように見ていて、例えばスペインなら「リーガ・エスパニョーラ>コパ・デル・レイ」です。
実際、「リーガでの試合のために、コパでは主力を温存する」というケースは見るけれど、その逆はないですからね。

 

こんなことを思ったのは、バスケ全日本総合大会の優勝チームに「日本一」という言葉が使われている記事を見たためです。
優勝したことは素晴らしいし、大会でナンバーワンだったことは間違いないでしょうけど、

「あれ?Bリーグって、まだ終わってないよね?Bリーグは日本一決める大会ではないの?」

と思ったもので(笑)。

 

見方はいろいろでしょうけど、いろいろなだけに「自分はこう見る」って決めるしかないなと。