「自分に合うものなら高くてもいい!」それは耳かきにも言える(笑)

日常の出来事

日常的に使っている重要なアイテムの一つに、耳かきがあります。

耳かきはここ7年「原田の耳かき」を愛用しています。
これよりも私の耳にフィットする耳かきを知りません(笑)。

 

 

「これだ!」と思える耳かきはなかなかない…

10歳頃から自分で耳かきをするようになり、それから2~3日に1回は必ず耳かきをしています。しないと、耳がむずがゆい感じになるのです。

耳垢をとるのが第一目的ですけど、耳のむずがゆさをなくすことも耳かきの役目です。
「耳かき中毒」や「耳かき依存症」の人だと毎日耳かきをするようですが、そこまでではないです。でも、やらない時の「症状」からすると、自分もほぼ中毒であり依存症でしょう(苦笑)。

 

そんなわけで耳かき歴は31年。
「生涯現役」の予定です(笑)。

 

キャリア初期は、家にあった耳かきを使っていました。
耳かきしない側に綿毛がついている、コンビニなどでも売っている市販のオーソドックスなやつです。

市販のやつはモノによって当たりハズレがあります。
私の場合、9割以上の確率でハズレでした。「当たり」だと思ったものも過去にありましたが、当時飼っていた犬にかじられてしまい短命に終わりました(苦笑)。

なので、つい7年前までは、竹製のオーソドックスなものやステンレス製のちょい高めのやつ等、どこかで見つけてあれこれ買ってみては「んー、これじゃないんだよなぁ…」と思いながら妥協して使う日々でした。

通算で15本ぐらいは買いました(苦笑)。

 

オーダーメイド&ハンドメイドの耳かき

そんな感じだったのですが、7年前に人形町と小伝馬町の間で行われていた「日本橋恵比寿講べったら市」で、偶然にも「手作り耳かき」のお店が出店しているのを見かけました。

職人さんがその場でお客さんのリクエストや耳に合わせて削ったりして、お客さんにフィットした耳かきを作ってくれるお店でした。

 

瞬時に食いついた私(笑)に気付いたのか、職人さんが

 

「よかったら試してみますか?」

 

と促してくれたので、ちょっと耳に入れてみると

 

「ワァオ!いい!なんだこの感じは!」

 

という手応え(耳応え?)。
耳への感触もいいし、けっこう奥までリーチして耳垢をかき出すこともできそう♪

すぐに欲しくなり購入を決めたのですが(笑)、さらに

 

「どんな感じにしてほしいですか?」

「耳をちょっと見せてもらっていいですか?」

 

と、リクエストや私の耳の大きさ等を確認してくれて、ちょちょっと削ってくれて、再度「こんな感じでどうですか?」と。

 

もっといい!(笑)

 

購入してから、文字通り肌身離さず使っています。
2泊以上の出張の時や、ハワイやシンガポールへの旅行の時にも持って行きました。

 

今まで使っていたものが折れたので昨日新たに購入した♪

7年間ずっと使い続けていたのですが、つい先週末にその耳かきが折れてしまいました。

 

 

「ああ!どうしよう!」とテンパったのですが、妻に「今週ちょうど「べったら市」があるじゃん」と言われ、「あ!そうだった♪」と。

 

絶妙のタイミングでした(笑)。

 

そして昨日「べったら市」へ行き、お店を見つけて速攻で購入しました。
折れたやつを職人さんに見せて「こんな感じで」と伝えることができたので、またばっちりフィットする耳かきを購入できました。

さらに、折れた耳かきについて「こうしてこうしてこうすればまだ使えると思いますから、試してみてくださいね~」と親切なアドバイスももらったので、2本を併用することになりそうです。

 

左が今回購入したやつ。右が7年前購入したやつ。年季が違う(笑)

 

価格帯は980円~2,980円。片側のみタイプと両サイドタイプがあり、素材によっても価格は異なります。

私が購入したのは、両サイド耳かきができるタイプの1,980円のやつです。
片方はザクッとかき出せるように太めにしてもらい、もう片方は奥まで届いて上手くかき出せるように細めにしてもらいました。

「原田の耳かき」は、(たぶん)毎年「べったら市」で出店していて(今年の「べったら市」は今日までです…)、通常は巣鴨のとげぬき地蔵境内で販売しているそうです。

 

なかなか「これだよ、これ!」という耳かきに出会えない人は試してみてもいいかも。
合わない耳かきを10本以上買うのに比べれば、コスパは良いと思います。

10本以上も買う人はそんなにいないか…(苦笑)

 

自分に合うもの、「これだ!」と思えるものなら、お金を出し惜しみしない方がいいなぁと、昨日耳かきを買って改めて感じました。

もちろん、モノやオサイフ事情によって限度はありますが(笑)。