「獲得」も大事。「確保」も大事。
ここのところ、選手の契約延長(更新)のニュースをよく目にします。
サッカーだと、ガビ(アトレティコ)、クロース(レアル)、ベイル(レアル)、C・ロナウド(レアル)、ペペ(レアル)、マスチェラーノ(バルサ)、ネイマール(バルサ)、ブスケツ(バルサ)、イカルディ(インテル)とか(交渉中も含む)。
NBAでは、レブロン・ジェームズ(キャブス)、ラッセル・ウェストブルック(サンダー)とか。
チームに欠かせないし、一度手放したら戻って来てくれないかもしれない選手なので当然といえば当然でしょうけど、選手の「獲得」だけでなく「確保」も大事だなぁと、改めて感じます。
強いチームは「確保」も抜かりない
契約延長(更新)のニュースを見て思うのは、
「強いチームは、選手の確保も抜かりないなぁ」
ということです。
アトレティコは、キャプテンのガビをしっかり確保。グリーズマンやサウール、コケ、ゴディンあたりが目立つアトレティコですが、ガビの存在感も大きいです。キャプテンらしいキャプテンというか。
レアルもクロース、ベイル、CR7、ペペ、そしてバルサもマスチェラーノ、ブスケツ、ネイマールといった中心選手をしっかりと。個人的にレアルもバルサもスタメンをヘタに変えない方がいいと思っていたので、「やるなぁ」と上から目線で思うのです(笑)。
新戦力の獲得に目が行きがちですが、チームの柱というか肝になる選手の確保も戦力の維持・向上のために重要です(私が書くまでもなく)。強いチームはそこもしっかり押さえているのが「さすがだなぁ」と感じます。
移籍金&年俸が高騰しつづけても賄えるのがすごい(汗)
その一方で、移籍金と年俸が高騰しつづけているのは気になるところです。
ネイマールは、移籍金が2億ユーロ以上、年俸が1600万ユーロと推定されているようです。若くて才能はあるし、それだけのお金を出してでも欲しい(確保したい)選手だからこその金額なのでしょうけど、「チームの財政は大丈夫かなぁ?」という余計な心配までしてしまいます(笑)。ネイマールだけでなくて、メッシやスアレス、ラキティッチ、マスチェラーノもいるし、自国選手でも重要な選手は多数いるし。ソシオの会費だけでは賄えないのは明白なので、ナイキやカタール航空等々からのスポンサー収入、TV放映権収入の増大が不可欠でしょうけど、それで賄えそうなのがまた「スゲーなぁ」と(笑)。
レアルもベイルとCR7のどっちを厚遇するのかとか気を遣う部分もありそうだけど(苦笑)、間近に迫ったユニフォームサプライヤーの契約更新で十分補えるのでしょう(笑)。
アディダスとナイキとアンダーアーマーの三つ巴の争いになりそうですけど、争いになればなるほど増額は必至なので、レアルとしては「イヒヒヒヒ♪」って感じでは?(笑)
歴代レアルで見ると、アディダスになる前のヒュンメル時代とケルメ時代が好きでした。
でも、この巨額の契約争いには食い込めそうにないですね……(苦笑)
「獲得」と「確保」のバランスが大事
レアルやバルサに限らず、中心選手をしっかり確保しているチームはやっぱり強いなぁと思います。バイエルン、ユーべのような強豪もそう。「獲得」と「確保」をバランスよく行っている感じです。
バランス!
バランスがやっぱり大事!
これって、ビジネスにも言えることかも。
内部的には、優秀な人財を新たに「獲得」することも大事だけど、組織に不可欠な人財を「確保」することもやっぱり大事です(「人材」は敢えて「人財」で)。
対外的にも、新規のお客さまを「獲得」することも大事だけど、それによって今のお客さまをないがしろにするのは言語道断。今のお客さまとのリレーションを維持することも大切で、やっぱり両方とも大事です。そのバランスを、個々の事情に応じて上手くとっていく必要があります。
サッカーに戻ると、PSGもマンCもチェルシーもバランスいいですね。
補強して、活躍した選手をがっちり押さえて。
今のマンUはちょっとバランスよくない感じなので(苦笑)、これからに注目ですかね。
書いた人
-
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
>>>詳しいプロフィール