Bリーグ開幕。長期的視点で期待している3つのこと
昨日バスケットボールの国内プロリーグ「Bリーグ」が開幕しました。
TVで放映していたのと、「どんな感じかな?」という興味半分でTV観戦しました。
長年のサッカーファンでありながら、海外サッカー専門だったがゆえに1993年のJリーグ開幕戦は全く見ませんでしたが(笑)。
個人的な感想はおいといて、Bリーグに長期的に期待していることが3つあります。
1.国内競技レベルの向上
特にヒネリはないですが(笑)、競技レベルのアップには期待しています。
プロ化はイコール競争激化であり、成長しつづけなければチームも選手も淘汰されるので、これまで以上のスピードで競技レベルが上がるんじゃないかと。
それと共に世界との差が少しでも縮まればいいなぁと。
今のBリーグの競技レベルは、正直なところ、優勝するチームがNBA最下位のチームと10試合やったとしても、1試合も勝てないでしょう。NBAチームだけじゃなく、NCAAのディビジョンⅠの大学から1勝するのも難しいでしょう。
でも、10年ぐらい経てば「もしかしたら1勝できるかもしれない?」ぐらいになれるんじゃないかと。
ラグビーも同じように強くなってきたので(サッカーは敢えて除外)、可能性はあると思っています。
その前にアジアの頂点を目指さないといけません。
将来的に中国とアジアのてっぺんを僅差で争うようになってほしいなぁと思っています。
2.日本人選手のNBA入り増加
Bリーグが存在感を出すことで、日本人選手の才能を発掘する機会が増えることにも期待しています。
やっぱりNBAで活躍する日本人選手が出てきてほしいと思います。
子供たちの夢になるのは間違いないし、一人のファンとしても間違いなく注目するでしょう。
マイケル・ジョーダンやレブロン・ジェームズ、シャキール・オニール、コービー・ブライアントなんかを見たら「そりゃ無理だ」と思うでしょう。私も、そんな日本人選手を自分が生きているうちに見ることはないだろうと思っています。
でも、日本人でもジェフ・ホーナセックやスティーブ・カー、マーク・プライス、ダニー・エインジのような選手にはなれるんじゃないかな、と思っています。身体が大きければクリス・マリンとかデトレフ・シュレンプとか。
(90年代の選手ばかり挙げちゃいました…(^^;))
そんな才能が日本人のバスケ少年の中に眠っているかもしれないわけで、それを掘り起こす場にもなりうるんじゃないかなと期待しています。
3.バスケ環境の向上
日本でバスケの競技レベルを上げるには、子どもたちからの人気や競技人口の増大が欠かせません。そして、そのためにはバスケをプレーできる環境がもっと整備されてほしいなぁと思っていました。
自分が小中学生の頃なんて、学校に行かないとバスケのゴールがなかったので(体育館は使えないので、校庭にあるゴール。基本的に誰か他の人に使われている(苦笑))、バスケ人気が高まって、近くのあちこちの公園にバスケのゴールがあるといいなぁ、なんて。
バスケで活躍する日本人選手には、シュート力(精度)は必須です。小さいうちからそれに磨きをかけられる環境が向上するといいなぁと思っています。
自分の子供がバスケに興味を持ったら、すぐにやらせてみたいというのもあります(笑)。
短期的には難しいけど、長期的には期待したい
2~3年で実現というのは難しいでしょうし、東京オリンピックの時までにというのも現実的ではないと思っています。
でも、もう10年ぐらいしたら分からないぞ、とも思っています。
野球でもサッカーでもラグビーでも、世界の第一線で活躍する選手が出てきているので、バスケも可能性ありです。
身体の大きさや強さ、速さが全てでないのは、どのスポーツも共通です(そりゃあ大きくて強くて速い方がいいけれど)
Bリーグが、自分がジイさんになる頃にNBAでバリバリ活躍する日本人選手が出てきたり、日本代表が世界選手権の常連になるきっかけになるといいなぁ、なんて思いながら開幕戦を見ていました。