2018年W杯ロシア大会予選。アジアよりも欧州・南米の方が気になるヤツもいる

サッカー

私のことです(笑)。

アジア予選よりも、欧州と南米のW杯予選に注目しています。
そっちの方がアジアよりも厳しいし上手いし、サッカーとして見ていて面白いからです。

 

 

「出場数/参加国数」で見るとアジアもけっこう難関だが…

予選突破の困難さは、数字ではなく参加国のレベルで見るのが妥当でしょう。

「出場枠数/参加国数」という単純な国の数をもとにした算式で見ると、

アジア = 4 or 5 / 45 ≒ 0.089 or 0.111
アフリカ = 5 / 53 ≒ 0.094
欧州  = 13 / 54 ≒ 0.241
南米  = 4 or 5 / 10 = 0.400 or 0.500
北中米カリブ海 = 3 or 4 / 35 ≒ 0.086 or 0.114
オセアニア = 0 or 1 / 11 ≒ 0 or 0.091

となります。

欧州と南米は高め(緩め)で、アジアはなかなかの厳しさです。アフリカも「狭き門」という感じがします。

 

でも、W杯本大会の優勝国は欧州と南米からしか出てきたことがありません。
準決勝、いや準々決勝あたりから、ほぼ「欧州・南米選手権」になります。

なので上の数字は全く気にせず、強豪国がしのぎを削り合う欧州予選、南米予選の方に目が行くのです。

 

欧州予選はグループ分けにも左右される。南米予選は毎回大変…

欧州予選は13の枠を争って54か国が参加するので、6チームずつの9組に分かれてホーム&アウェイのリーグ戦を行います。
各組の上位1位(9か国)と、2位チームの中の勝ち点上位8チームによるプレイオフ勝利チーム(4か国)が本大会出場となります。

なので、有力国が同じ組に入ってしまい、どちらかが出場できなくなる、ということもよくあります。グループ分けが重要な要素になります。

 

一方の南米予選は、そもそも参加国が10か国しかないので、毎回10か国でホーム&アウェイのリーグ戦を行います。
つまり、毎回必ず「ブラジル vs アルゼンチン」や「アルゼンチン vs ウルグアイ」、「チリ vs ブラジル」、「パラグアイ vs コロンビア」のようなシビレる対戦が行われます。
下位に位置づけられるチーム(ペルーとかボリビアとかベネズエラとか)も決して弱くありません。

コパアメリカでもW杯予選でも南米同士で激しい試合をするので、周期的にほぼ毎年のように南米内で熱い国際試合をしていることになります。
そして、ほぼ毎回意外な結果があります(ブラジルやアルゼンチンがギリギリ通過とか、ウルグアイやパラグアイが敗退とか)

 

欧州も南米も毎回熱い予選になるので(特に終盤は)、始まったばかりとはいえ要チェックなのです。

 

欧州はヤバいグループが多い!

今回の欧州予選は、やっぱり厳しい組み合わせです。
特に、以下の3グループに注目しています。

 

グループA。オランダ、フランス、スウェーデン、ブルガリアが1位通過を争います。
フランスは、全然安泰ではありません。スウェーデンはイブラヒモヴィッチが代表引退したので戦力的に下がっているけれど、決して弱くはないです。オランダもコーチ人事でアレコレあったけど、EURO出場を逃したので、今回は必死に臨むでしょう。ブルガリアも侮れません。

 

グループD。ウェールズ、セルビア、オーストリア、アイルランドのグループ。
オーストリアはちょっとアレかなと思うけど、けっこう厳しいグループです。アイルランドもセルビアも手ごわいです。
個人的にはウェールズに勝ち上がってほしいです。

 

グループG。スペインとイタリア……(汗)
1位通過するには、他の4チームにホームとアウェイ両方で確実に勝って、直接対決では「アウェイで引き分け、ホームで勝負!」という感じでしょう。
どっちかがプレイオフ行きになるのかと思うと、ヤバいです……

 

他にもドイツとチェコのグループや、ルーマニア、デンマーク、ポーランドのグループ、アイスランド、クロアチア、ウクライナのグループがあるので、かなりシビレます。

どのグループも1位しか本大会出場が確定せず、2位は半分しか出られません。EUROの熱い戦いが終わったばかりなのにコレなので(苦笑)、やっぱり目が離せないです。

 

え?アジア予選?
ああ、今日ですか。そうですか(笑)。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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