GARMIN Foreathlete735XTJをしばらく使ってみて「いいね!」と思った3つのこと
ランニングに使っている(スイムにもバイクにも使える)新GPS付き時計「GARMIN Foreathlete735XTJ(以下、735XTJ)」と購入したことは先日書きましたが、何度か使ってみて「これはいいね!」と感じたポイントが3つありました。
以前は「GARMIN Forerunnner910XT(以下、910XT)」を使用していたので、基本的にはそれとの比較です。
GPS捕捉スピードが格段に速くなった
「GPS捕捉」とは、時計に内蔵されているGPSが現在地を捕捉することです。
スタート前にコレをすることによって距離の計測が可能になります。
ということは、コレをすることなしに距離やペース、走ったコースを記録することはできません。
したがって、「さあ走ろう!」と時計をランモードにしても、すぐに走り出すわけにはいかず、時計のGPS捕捉を待ってスタートすることになります。
前機910XTは、ランモードにしてからGPS捕捉が完了するまでに、最短でも30秒ぐらいはかかっていました(遅い時は2~3分、いやそれ以上ということもたまに…)。
それが、735XTJでは10~20秒ほどで完了します(今のところ)。
(※2018年5月1日補足:735XTJでも天候等の使用条件によって遅い時があります。これまで経験した中で最長は4分ほどでした。雨が降りそう&ビルのすき間から捕捉しようとしていたことが要因かと…)
体感できる明らかな違いなので、「おお!」というちょっとした驚きとともに「いいねぇ」と感じています。せっかちな人には最高なのではないかと(笑)。
計測してくれるデータ量が増えた
910XTを使っていた時は、主に「タイム、距離、ペース、心拍数、ラップタイム、消費カロリー」の数字に注目していて、それだけでも十分かなと思っていました。
それが、735XTJからは(920XTJから?)平均ストライド(歩幅)まで計測してくれるようになりました。
今までの数値に加えてステップ数(歩数)も計測してくれているようで、そこから「走行距離÷走行ステップ数」で平均ストライドを計算してくれているようです。
下の画像は、クラウド上で同期した「GARMIN CONNECT」のPCの画面ですが、ランニング後にデバイスの画面でも確認することができます。
このデータが有難いのは、自分のランニング中の歩幅(ストライド)を確認することができることです。
「だいたいこのぐらいじゃないかな?」というのが感覚的にあったのですが、それよりもかなり小さいことがよ~く分かりました(苦笑)。
トップランナーのストライドも調べれば分かりそうなので、それを基に目標ストライドも設定したトレーニングをしていこうかなと。
「伸びしろ」はまだありそうです(笑)。
ライフログも計測できる
前機910XTは、完全に「トレーニング専用」で使っていました。
「スイムやランの時に装着して、終了後に外す」の繰り返し。
それ以外に使うことはほとんどありませんでした。
それが735XTJでは、ライフログも記録してくれるようで、装着していれば心拍数や歩数をずっと計測・記録してくれるようです。
それの何がいいかというと、今の心拍数がリアルタイムで分かるし、安静時心拍数も把握できることです。
心拍数をたまに見ることで、体調の異変の有無が分かるかもしれません。
「緊張すれば心拍数が高くなる」というのもよく分かるでしょうし(笑)、ちょっと高ければ意識的に深呼吸して落ち着けられるでしょう。
それに、人間ドックに行かなくても安静時心拍数を計測できます。
人間ドックで安静時心拍数を計測しますけど、病院内だと「完全にリラックス」した状態にはなりにくいので(苦笑)、本当の安静時心拍数よりはちょっと高めになってしまうんじゃないかと思っています。
でも、家で完全にリラックスした状態の心拍数を見ることで、より精度の高い数値が分かるんじゃないかと。
私のこの2週間の平均安静時心拍数は47bpm(1分間で47拍)のようです。
以前、人間ドックに行った時に測った安静時心拍数が51bpmだったので、まあそんなものなんだなぁと納得しました(笑)。
ずっと着けていれば、心拍数が日常生活の中でどう動いているかも分かります。
ただ、先日も書きましたが、私はピンクのアクセントが入っているカラーのやつを購入したので、仕事中着けっぱなしなのもちょっとなぁ……と(苦笑)。
PCやスマホの進化と同じような感覚
GPS付き時計を買い替えて上記のような「いいね!」があったのですが、まさにPCやスマホを最新のものに買い替えた時と同じような感じです。
スピードアップや新機能を体感して「おおっ!」」とプチ感動する、あの感じ(笑)。
計測・記録してくれるデータも「もうこれで十分じゃないかな?」とも思うので、当分は735XTJがトレーニングにもそれ以外にも活躍してくれるだろうと期待しています。