アジア予選は「単なる通過点」だと思っていたが…

サッカー

昨日、久しぶりにサッカー日本代表の試合をTVで見ました。
一昨年のW杯のコロンビア戦以来ではないかと……

試合開始15分後ぐらいから見たのですが、見始めた時には1点リードしていたのに、そこから逆転負けという絶妙なタイミング(苦笑)。

 

 

で、思うところがいくつかありました。
(以下、一部辛口です(^^;))

 

やっぱりサッカーにもチャレンジかTMOがほしい

昨日の試合では、「誤審」と言えるノーゴール判定がありました。
VTR映像を見るとインゴールでした。

でも、サッカーにはルール上、まだチャレンジやTMOがありません。
最近、EUROやW杯のような大きな大会で、ライン際の判定をコンピュータで解析する映像が出るようになりましたが、レフェリーがそれをジャッジの拠り所にするわけではないので、今でも「レフェリーの目」によるジャッジです。

 

前にも書きましたが、チャレンジやTMOのようなビデオ判定は、サッカーにもあった方がいいと思っています。

後で議論になったりレフェリーが誤審を認めても結果は覆らないので、「鉄は熱いうちに打て」じゃないけど、覆る可能性があるうちに最終ジャッジができる方が良いです。

 

でも、あれがゴールだったとしても引き分けなので、「何やってんだよ~」っていうのは拭えませんけどね(笑)。

 

「期待ギャップ」が大きくなりそうだが…

監査論の中に「期待ギャップ(expectation gap)」という言葉があります。簡単に言うと、「周囲が期待していることと、実際にやっていることとのギャップ」という意味です。

会計監査では、「全ての不正を発見することが期待されているけど、実際には全ての不正を発見することは難しい・できない」というのがよくある「期待ギャップ」です。

 

サッカー日本代表も、この「期待ギャップ」が大きくなるんじゃないかなぁと思っています。

数年前から「W杯ではベスト4が目標」とか「W杯優勝を目指している」という言葉をネット記事や雑誌等で見かけるようになりました。
その意気込みは良いと思うし、目指すのは自由だと思っています。
でも、W杯優勝やベスト4を目指すチームが、アジア予選のホームゲームで負けって……(絶句)。

「あれれ?」どころか「はぁ?」です。

 

もちろん、いろんな要因が絡み合っての試合結果だし、予選自体はまだまだ続くので、たった1試合でギャーギャー騒ぐのはどうかとは思いますが(苦笑)、レベルが高くて厳しい欧州予選でも南米予選でもなくアジア予選、しかもホームゲームです。
「勝って当然でしょう」と思っていましたが……

この先も「W杯ベスト4」や「W杯優勝」という言葉が出れば、周囲の期待は高まるでしょう。
なのに、アジア予選のホームゲームでつまづいているようだと、「期待ギャップ」が大きくなるんじゃないかな、と思いました。

 

「期待ギャップ」を解消するには、一般的に

1.実際にやっていることの充実を図って、周囲の期待に応える
(「実際」を「期待」に近づける)

2.実際にやっていることの理解を求め、過度な期待を持たれないようにする
(「期待」を「実際」に近づける)

という2つの方法があるとされています。

 

そろそろサッカー日本代表にもどっちかが必要ではないかと。
アジア予選で圧倒的な力を見せつけて軽~く突破するか、「優勝なんてとんでもない。でも、本戦に出て「爪跡」を残したいです」というスタンスで行くか。

でないと、将来的にはガッカリ感を抱くファンが増えて人気も下がるのではないかと。

海外サッカーしか見ない人が増えれば、個人的には「仲間」が増えるので嬉しいですが(笑)。

 

あと、あの「絶対に負けられない…」とかいうフレーズもどうかと。
アレを見る時に負けちゃうことがよくあるような(笑)。

余計なお世話か(苦笑)。

 

やっぱりもう見ない。期待しない

昨日見て、「やっぱりもう見ない」と気持ちを新たに(?)しました。

見始めたら逆転されたし(苦笑)。

 

それよりも何よりも、サッカーとして見ていて面白くないので。
勝ち負けに関係なく。

 

どうしてもサッカーには要求が高くなってしまいます。

80~90年代にはたくさん見ていたミランやインテルの試合も今ではほぼ無関心なので(苦笑)、日本代表に限った話ではないですが。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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