「法則」発動か?「歴史を作る」か?EURO決勝カード決まる
今朝、EURO決勝戦の対戦カードが決定しました。
「フランスvsポルトガル」ということで、優勝候補に挙げていた3か国の一つが残ってくれているので満足です(笑)。
EUROの「フランスvsポルトガル」で最初に思い出すのは、84年欧州選手権(当時は「EURO」ではなく「欧州選手権」でした)の準決勝。
延長戦後半終了間際にプラティニが決勝ゴールを決めた試合は、決勝戦(スペイン戦)よりも面白かったし、大会を通じてもベストゲームでした。
そういえば、あの時もフランス大会でした。
てことは、今回も……?
フランス「16年周期の法則」発動?
勝手に名づけちゃいました(笑)。
フランスの欧州選手権初優勝は上記の1984年。
プラティニ、ジレス、ティガナを中心とした「シャンパン・フットボール」と言われた華やかなチームでした。
で、2回目の優勝は16年後の2000年。
ジダン、デシャン、ヴィエイラ、ジョルカエフ(時々ピレス)が中盤を固めて、この時も攻守ともに素晴らしいチームでした。
その2000年大会でも、準決勝の相手はポルトガルでした(延長戦2-1でフランス勝利)。
この時、最後に勝負を決めたのはジダンのPK。
そして更に16年後の今大会も決勝進出。フランスの方に機運が高まっているのは間違いないでしょう。
優勝の周期としてちょうど16年だし、16年前も32年前もポルトガルとの対戦で勝利しています。
これに従えば、延長までもつれて最後はエースが勝負を決めそうです。
(てことは、決めるのはグリーズマン?)
ポルトガルが歴史を作るか?
ポルトガルの決勝進出は予想外でした。
グループリーグで3引き分けのチームが、決勝トーナメントで3勝するなんて(笑)。
ただ、調子を上げている感じはします。
CRやナニが勝つにつれて生き生きしてきているし(笑)、レナト・サンチェスが目立っています(年齢詐称疑惑が浮上して更に目立っていますが(^^))。
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勝てば初優勝。史上初のビッグタイトルです。
これまでは、EURO2004年大会の準優勝が最高で、この時にもCRは代表メンバーでした。
でも、当時はフィーゴやルイ・コスタ、デコらが中心のチームで、CRは今のレナト・サンチェスのような「超新星」的な感じだったので、今回は意気込みが全然違うでしょう。
自分が中心のチームでここまで勝ち上がってきたし、「レアルでCL制覇して、代表でも歴史を作って…」っていう、またとないチャンスです。
アウェイで、歴史的にも圧倒的に不利だけど、かなり奮闘するんじゃないかと。
ポルトガルに不利な要素が多いけれど、「3引き分けからの決勝進出」っていう強運を持ってすれば、ひょっとするかも?(笑)
予想はフランス。でもポルトガルに勝ってほしい
「どっちが勝つか?」となると、やっぱりフランスかなぁと思います。ホームなのが何より大きいし、中心選手も調子いいです。
(満身創痍だったドイツとはいえ)世界王者を完封したのは大きな自信にもなっているはず。
でも、勝ってほしいのはポルトガルです。
今回を逃すと、しばらくビッグタイトルの機会は巡ってこないんじゃないかと思うので(イングランドみたいになりそう…)、ここで優勝してほしいなぁと。
フランスは2年後のW杯でも強いし、優勝候補に挙がると思うので、今回はポルトガルっていうことで(笑)