豪華カードだらけの「UFC200」。注目しているのは3カード

MMA

今週末に「UFC200」があります。

「TUF(The Ultimate Fighter)」や「UFC Fight Night」のようなナンバリングされていない大会も含めると何回目なのか分からないですが(苦笑)、それでも1993年の「第1回アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ」から数えて200回目ということで、「ああ、もう200回目になるんだ」と、時間の経過を強く感じます(笑)。

 

 

豪華カードが多い!

「200」という節目の大会だからなのでしょうけど、豪華カードが多いです。

タイトルマッチは2つあるし(ライトヘビー級、フェザー級)、ブロック・レスナーのUFC復帰戦(今回だけ?)、それとケイン・ヴェラスケスの1年ぶりの復帰戦もあります。

ゲガール・ムサシや五味隆典選手の試合が前座になってしまうとは……(苦笑)。

 

そんな中、個人的に注目しているのは以下の3カードです。

 

1.ケイン・ヴェラスケス vs トラヴィス・ブラウン

約1年前にファブリシオ・ヴェウドゥムに負けて以来のヴェラスケスの復帰戦です。

実力的に見てヴェラスケス優位でしょうけど、1年もブランクを作ってしまったので、どういう展開になるか読みづらいです。今回ブラウンに圧勝すれば、またヘビー級が面白くなりそうです。

 

今回ヴェラスケスが勝っても、タイトル挑戦までにもう1試合あるだろうと予想しています。そうなると、次の相手はジュニオール・ドス・サントスかヴェウドゥムでしょうか?
タイトルマッチ(多分、ミオチッチ vs アリスターの勝者が相手)よりも、こっちの試合の方がヴェラスケスにとっては大変そうです(笑)。

 

2.ジョゼ・アルド vs フランク・エドガー

現チャンピオンのコナー・マグレガーが上の階級のネイト・ディアスと対戦するので、フェザー級の暫定チャンピオン決定戦になります。

3年前に一度対戦しているけど(アルドの判定勝ち)、3年前なのであまり参考にならないかなと思っています。
アルドはマグレガーに秒殺負けしてからの復帰初戦で、エドガーは連勝中なので、今回は分かりません。

どっちも速いし、打撃が上手くて好戦的なので、いい試合になるんじゃないかと思います。

この勝者とマグレガーとの試合も面白そうです。

 

3.ダニエル・コーミエ vs ジョン・ジョーンズ

メインのカードだし、一番注目しています。

お互い「相手はコイツしかいない」という状況じゃないかと(笑)。
コーミエはジョーンズ以外の相手に負けたことがないし、ジョーンズもコーミエ以外の相手とは難なく勝っている印象があります。

試合前からお互いをボロクソ言いまくっているし(笑)、記者会見では一触即発状態になるし(笑)、ライバル意識も強いので、試合前のそういうところを見ていても「おおおっ!」とゾクゾクします(笑)

 

前回のようなレスリング合戦になる可能性もなきにしもあらずですが、逆に打撃でアッサリ決まってしまうことも考えられます。
試合展開がどうなるにしても、個人的には今回はコーミエに勝ってほしいです。

コーミエは真面目な苦労人なので、応援したくなります。
年齢的にもチャンスが少ないと思うので(コーミエは37歳)、前回のリベンジ(同時にジョーンズ初の敗戦)を見たいです。

 

予想外の試合が多い予感

ブロック・レスナー vs マーク・ハントは、敢えて外しました。

ド迫力の試合になることは間違いないでしょうけど、上記の3試合は全て「次がある」のに対し、レスナー vs ハントは「この1試合限り」だからです。
レスナーは今回限りのようだし、ハントもこれに勝ってもヘビー級タイトル挑戦は厳しい感じがするので……

 

EUROで予想外の結果を見てきているからか、今回のUFCも予想外の結果になる試合が多そうな気がしています(笑)。

それだけに、「どんな予想外の試合が起こるか?」が楽しみでもあります。

 

 

書いた人

ダイ
ダイ
スポーツを見るのも好きなトレーニングジャンキー。サブ3.5を目指す(あと2分ちょっと…)自称中級市民ランナー。
見る方では、海外サッカー、マラソン、トライアスロン、格闘技全般、NBA、ラグビーが主な守備範囲。テニスもMLBも陸上競技も好き。
公認会計士 税理士
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